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特質
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とくしつ
ふりがな文庫
“
特質
(
とくしつ
)” の例文
以上
(
いじやう
)
を
概括
(
がいくわつ
)
して
其
(
その
)
特質
(
とくしつ
)
を
擧
(
あ
)
げると、
神佛
(
しんぶつ
)
は
尊
(
たうと
)
いもの、
幽靈
(
ゆうれい
)
は
凄
(
すご
)
いもの、
化物
(
ばけもの
)
は
可笑
(
おか
)
しなもの、
精靈
(
せいれう
)
は
寧
(
むし
)
ろ
美
(
うつく
)
しいもの、
怪動物
(
くわいどうぶつ
)
は
面白
(
おもしろ
)
いものと
言
(
い
)
ひ
得
(
う
)
る。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
かように
三種
(
さんしゆ
)
の
竝
(
なら
)
べ
方
(
かた
)
によつて、
私共
(
わたしども
)
見物人
(
けんぶつにん
)
はスエーデンの
風俗
(
ふうぞく
)
や
習慣
(
しゆうかん
)
の
特質
(
とくしつ
)
を
十分
(
じゆうぶん
)
にいろ/\の
方面
(
ほうめん
)
から
研究
(
けんきゆう
)
することが
出來
(
でき
)
るようになつてをります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
その一つ一つにちがった
特質
(
とくしつ
)
があった。色の赤いのもあったし、白いのもあった。もちろんそんなことがいちいちマチアとわたしとの間に
議論
(
ぎろん
)
をひき起こした。やがて
獣医
(
じゅうい
)
がやって来た。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
これは
近頃
(
ちかごろ
)
西洋
(
せいよう
)
の
文明
(
ぶんめい
)
がはひつて
來
(
き
)
ても
同
(
おな
)
じことで、いかに
西洋風
(
せいようふう
)
を
習
(
なら
)
つても、ある
點
(
てん
)
には
日本人
(
につぽんじん
)
には
日本人
(
につぽんじん
)
らしい
趣味
(
しゆみ
)
と
特質
(
とくしつ
)
が、
消
(
き
)
えないのであります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
“特質”の意味
《名詞》
特 質(とくしつ)
そのものだけの持つ独特の性質。特性。
(出典:Wiktionary)
特
常用漢字
小4
部首:⽜
10画
質
常用漢字
小5
部首:⾙
15画
“特”で始まる語句
特
特別
特徴
特種
特色
特有
特殊
特更
特異
特性