“片靨”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かたえくぼ90.9%
かたゑくぼ9.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“片靨”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
嫂の俥が自分のそばり抜ける時、彼女は例の片靨かたえくぼを見せて「御先へ」と挨拶あいさつした。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
あの怪しげな烏瓜を、坂の上のやぶから提灯、逆上のぼせるほどな日向ひなたに突出す、せた頬の片靨かたえくぼは気味が悪い。
白金之絵図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
捨吉は端折をおろすと、男のくせに片靨かたゑくぼを見せて、まだ閉め切つた儘の奧へ入つて行きました。
莞爾につこりとすると又片靨かたゑくぼの寄る捨吉、極り惡さうに手を振つて見せるのは、子供は皆んな源助のだ——と言ふ意味でせう。それにしても、この男の美しさも尋常ではありません。