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無益
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だめ
ふりがな文庫
“
無益
(
だめ
)” の例文
そこで、
外國人
(
ぐわいこくじん
)
が
吾等
(
われら
)
の
立去
(
たちさ
)
つた
後
(
あと
)
で、
此
(
この
)
島
(
しま
)
へ
上陸
(
じやうりく
)
して、
此處
(
こゝ
)
は
自分
(
じぶん
)
が、
第一
(
だいいち
)
に
發見
(
はつけん
)
した
島
(
しま
)
だなんかと、
管
(
くだ
)
を
卷
(
ま
)
ひたつて
無益
(
だめ
)
と
申
(
もう
)
すのだ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
「もう
止
(
よ
)
しましょう!
無益
(
だめ
)
です、
無益
(
だめ
)
です、いくら言っても
無益
(
だめ
)
です。……アア
疲労
(
くたびれ
)
た! しかし最後に一
言
(
ごん
)
しますがね、僕は人間を二種に区別したい、
曰
(
いわ
)
く驚く人、曰く平気な人……」
牛肉と馬鈴薯
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
ああ少年の時に期望したことの中で、まア何を一ツしでかしたか,少壮のころにさえ何一ツ成し遂げなかッた者が、今老いの坂に杖突く身となッて、はたして何事が出来ようぞ,もはや
無益
(
だめ
)
だ。
初恋
(新字新仮名)
/
矢崎嵯峨の舎
(著)
角「お
前
(
めえ
)
さん
惚
(
とぼ
)
けたって
無益
(
だめ
)
だよ、おかめ此処へ来て
一寸
(
ちょいと
)
お目にかゝれ」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
『もう
無益
(
だめ
)
だ/\、とても
沈沒
(
ちんぼつ
)
は
免
(
まぬ
)
かれない。』と
船員
(
せんゐん
)
一同
(
いちどう
)
はすでに
本船
(
ほんせん
)
の
運命
(
うんめい
)
を
見捨
(
みす
)
てたのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
何
(
なに
)
ね、いくら
言
(
い
)
つたつて
無益
(
だめ
)
でせうよ、
琴
(
こと
)
とか
三味線
(
さみせん
)
とか
私共
(
わたくしども
)
は
見
(
み
)
た
事
(
こと
)
もない
野蠻的
(
やばんてき
)
な
樂器
(
がくき
)
の
他
(
ほか
)
は
手
(
て
)
にした
事
(
こと
)
も
無
(
な
)
い
日本人
(
につぽんじん
)
などに、
如何
(
どう
)
して
西洋
(
せいやう
)
の
高尚
(
かうしよう
)
な
歌
(
うた
)
が
唱
(
うた
)
はれませう。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
“無益”の意味
《名詞》
無益(むえき、古:むやく)
利益がないこと。役に立たないこと。
(出典:Wiktionary)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
益
常用漢字
小5
部首:⽫
10画
“無益”で始まる語句
無益物
無益者
無益委記