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沙魚
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ふか
ふりがな文庫
“
沙魚
(
ふか
)” の例文
然
(
しか
)
るに
茲
(
こゝ
)
に
一大
(
いちだい
)
事件
(
じけん
)
が
起
(
おこ
)
つた。それは
他
(
ほか
)
でもない、
吾等
(
われら
)
が
生命
(
せいめい
)
の
綱
(
つな
)
と
頼
(
たの
)
む
沙魚
(
ふか
)
の
肉
(
にく
)
がそろ/\
腐敗
(
ふはい
)
し
始
(
はじ
)
めた
事
(
こと
)
である。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
浮気な
沙魚
(
ふか
)
めにや逃げられる
畑の祭
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
ずつと
以前
(
いぜん
)
に
溯
(
さかのぼ
)
つて、
弦月丸
(
げんげつまる
)
の
沈沒
(
ちんぼつ
)
當時
(
たうじ
)
の
實况
(
じつけう
)
。
小端艇
(
せうたんてい
)
で
漂流中
(
へうりうちう
)
のさま/″\の
辛苦
(
しんく
)
。
驟雨
(
にわかあめ
)
の
事
(
こと
)
。
沙魚
(
ふか
)
釣
(
つ
)
りの
奇談
(
きだん
)
。
腐
(
くさ
)
つた
魚肉
(
さかな
)
に
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
が
鼻
(
はな
)
を
摘
(
つま
)
んだ
話
(
はなし
)
。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
端艇
(
たんてい
)
を
覆
(
くつが
)
へす
懼
(
おそれ
)
があるので
今
(
いま
)
しも
右舷
(
うげん
)
間近
(
まぢか
)
に
泳
(
およ
)
いで
來
(
き
)
た三四
尺
(
しやく
)
の
沙魚
(
ふか
)
、『
此奴
(
こいつ
)
を。』と
投込
(
なげこ
)
む
餌
(
え
)
の
浪
(
なみ
)
に
沈
(
しづ
)
むか
沈
(
しづ
)
まぬに、
私
(
わたくし
)
は『やツ。しまつた。』と
絶叫
(
ぜつけう
)
したよ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
沙
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
魚
常用漢字
小2
部首:⿂
11画
“沙魚”で始まる語句
沙魚釣