“沙魚釣”の読み方と例文
読み方割合
はぜつり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もう十月の末らしい隅田川を右にして、夏中よく泳ぎに来た水泳場の附近に沙魚釣はぜつりの連中の集るのを見ながら、お母さんと二人並んで歩いて行くというだけでも、捨吉には別の心持を起させた。
桜の実の熟する時 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)