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格式
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かくしき
ふりがな文庫
“
格式
(
かくしき
)” の例文
恰
(
あたか
)
も倹約の
幸便
(
こうびん
)
に
格式
(
かくしき
)
りきみをするがごとくにして、綿服の者は常に不平を
抱
(
いだ
)
き、
到底
(
とうてい
)
倹約の永久したることなし。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
お
使者
(
ししゃ
)
の
格式
(
かくしき
)
をわすれて、お
小姓
(
こしょう
)
とんぼマルだしの、子供らしい口ぶりになっていた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
主人の津志田谷右衞門は、三千石の
格式
(
かくしき
)
もかなぐり捨てて、平次をさし招くのです。
銭形平次捕物控:289 美しき人質
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
それは
例
(
たと
)
へば
堂塔
(
だうたふ
)
伽藍
(
がらん
)
を
造
(
つく
)
る
場合
(
ばあひ
)
に、
巨大
(
きよだい
)
なる
重
(
おも
)
い
屋根
(
やね
)
を
支
(
さゝ
)
へる
必要上
(
ひつえうじやう
)
、
軸部
(
ぢくぶ
)
を
充分
(
じうぶん
)
に
頑丈
(
ぐわんぜう
)
に
組
(
く
)
み
堅
(
かた
)
めるとか、
宮殿
(
きうでん
)
を
造
(
つく
)
る
場合
(
ばあひ
)
に、その
格式
(
かくしき
)
を
保
(
たも
)
ち、
品位
(
ひんゐ
)
を
備
(
そな
)
へるために、
優良
(
いうれう
)
なる
材料
(
ざいれう
)
を
用
(
もち
)
ひ
日本建築の発達と地震
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
制しながら來るに程なく
正使
(
せいし
)
御目付代御使番高二千石松平縫殿頭殿
先箱
(
さきばこ
)
赤熊
(
しやくま
)
二本道具
徒士
(
かち
)
小姓
(
こしやう
)
馬廻り持槍は片鎌の黒羅紗
長柄
(
ながえ
)
簑箱
(
みのばこ
)
對箱
(
つゐばこ
)
草履取引馬
鞍覆
(
くらおひ
)
は黒羅紗丸に
蔦
(
つた
)
の
紋所
(
もんどころ
)
引續いて公用人給人其外上下七八十人萬石以上の
格式
(
かくしき
)
なり
副使
(
ふくし
)
は御勘定梶川庄右衞門殿槍挾箱長柄其外引揃へ行列正しく通行あるに藤八は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“格式”の解説
律令制における法令の一種
格式(きゃくしき)とは、律令の補完のために出された法令あるいはそれらをまとめた法令集のことを指す。格(きゃく)は律令の修正・補足のための法令(副法)と詔勅を指し、式(しき/のり)は律令の施行細則を指した。
(出典:Wikipedia)
格
常用漢字
小5
部首:⽊
10画
式
常用漢字
小3
部首:⼷
6画
“格”で始まる語句
格子
格子戸
格別
格好
格
格闘
格子縞
格天井
格子窓
格言