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板椽
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いたえん
ふりがな文庫
“
板椽
(
いたえん
)” の例文
成程
(
なるほど
)
、
狐格子
(
きつねがうし
)
に
釣
(
つ
)
つて
置
(
お
)
いた
提灯
(
ちやうちん
)
は
何時
(
いつ
)
までも
蝋燭
(
らふさく
)
が
消
(
た
)
たずには
居
(
を
)
らぬ。……
気
(
き
)
が
着
(
つ
)
くと
板椽
(
いたえん
)
に
腰
(
こし
)
を
落
(
おと
)
し、
段
(
だん
)
に
脚
(
あし
)
を
投
(
な
)
げてぐつたりして
居
(
ゐ
)
た。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
(さあ、
其
(
それ
)
では
御案内
(
ごあんない
)
申
(
まを
)
しませう、どれ、
丁度
(
ちやうど
)
私
(
わたし
)
も
米
(
こめ
)
を
磨
(
と
)
ぎに
参
(
まゐ
)
ります。)と
件
(
くだん
)
の
桶
(
をけ
)
を
小脇
(
こわき
)
に
抱
(
かゝ
)
へて、
椽側
(
えんがは
)
から、
藁草履
(
わらぞうり
)
を
穿
(
は
)
いて
出
(
で
)
たが、
屈
(
かゞ
)
んで
板椽
(
いたえん
)
の
下
(
した
)
を
覗
(
のぞ
)
いて、
引出
(
ひきだ
)
したのは一
足
(
そく
)
の
古下駄
(
ふるげた
)
で
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
板
常用漢字
小3
部首:⽊
8画
椽
漢検1級
部首:⽊
13画
“板”で始まる語句
板
板塀
板葺
板敷
板木
板囲
板片
板子
板橋
板庇