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早起
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はやおき
ふりがな文庫
“
早起
(
はやおき
)” の例文
ロレ
冥加
(
みゃうが
)
あらせたまへ!
誰
(
た
)
れぢゃ、
此
(
この
)
早朝
(
さうてう
)
に、なつかしい
其
(
その
)
聲音
(
こわね
)
は? ほう、
若
(
わか
)
い
癖
(
くせ
)
に
早起
(
はやおき
)
は、
心
(
こゝろ
)
に
煩悶
(
わづらひ
)
のある
證據
(
しょうこ
)
ぢゃ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
ロオランスの教へに来る
画室
(
アトリエ
)
を参観に
行
(
ゆ
)
かうと徳永に約束がしてあつたので珍らしく
早起
(
はやおき
)
をした。
其
(
その
)
晩には薄い初雪が降つた程朝から寒い日であつた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
自害
(
じがい
)
を見付けたのは、
早起
(
はやおき
)
の良助と太吉、雨戸を繰つて、春の朝風を入れる時、この
慘事
(
さんじ
)
に氣がついた——といふことは、先刻他の奉公人達から聽いたことでした。
銭形平次捕物控:062 城の絵図面
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
彼女は、どうかすると
早起
(
はやおき
)
をして、台所に出たり、部屋の大掃除をしたり、
菜漬
(
なづけ
)
をつけたりする。と思うと、戸山が原へ、銀のような色の月光を浴びにいったりする。
遠藤(岩野)清子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
「六時に立てる位な
早起
(
はやおき
)
の男なら、今
時分
(
じぶん
)
わざわざ
青山
(
あをやま
)
から
遣
(
や
)
つて
来
(
き
)
やしない」と云つた。改めて用事を聞いて見ると、矢張り予想の
通
(
とほ
)
り
肉薄
(
にくはく
)
の遂行に過ぎなかつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
勇「大層早く起きたのウ、お
前
(
めえ
)
には珍らしい
早起
(
はやおき
)
だ、待て/\今明けてやる」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
急
(
いそが
)
せしが
知者
(
しるもの
)
絶
(
たえ
)
てあらざりけり夜明し後に長家の者は一同
起出
(
おきいで
)
夫々の
業
(
げふ
)
に
就
(
つけ
)
ども家主の庄兵衞方は戸も明ず夫のみならず長家中では
早起
(
はやおき
)
なりと評判する武左衞門の家も戸が
開
(
あか
)
ねば不思議に思ひて起して見んとお金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「病気は
何
(
ど
)
うだい。」「四五日で
癒
(
なほ
)
つて
仕舞
(
しま
)
つた。」「さう
早起
(
はやおき
)
なんかして
盛
(
もり
)
返しはしないかい。」「大丈夫だ、
今日
(
けふ
)
は徳永が君達の行つてる
画室
(
アトリエ
)
を観せると云つたから六時に起きたよ。」
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
新「お早い事、年寄は
早起
(
はやおき
)
だ」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
其れに
招伴
(
せうばん
)
をする者は主婦と、特別に下宿人の中から僕一人が選ばれる。主婦は毎日
早起
(
はやおき
)
をして天気さへ好ければ婆さんを馬車や自動車に乗せて散歩に
伴
(
つ
)
れて
行
(
ゆ
)
く。芝居へも
度度
(
たびたび
)
一緒に
行
(
ゆ
)
く。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
早
常用漢字
小1
部首:⽇
6画
起
常用漢字
小3
部首:⾛
10画
“早起”で始まる語句
早起村