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肉薄
ふりがな文庫
“肉薄”の読み方と例文
読み方
割合
にくはく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にくはく
(逆引き)
「続いて、
果敢
(
かかん
)
なる日本潜水艦隊が
肉薄
(
にくはく
)
して、数十本の魚雷を本艦の
横腹
(
よこばら
)
目がけて猛然と発射するときは……」
不沈軍艦の見本:――金博士シリーズ・10――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「六時に立てる位な
早起
(
はやおき
)
の男なら、今
時分
(
じぶん
)
わざわざ
青山
(
あをやま
)
から
遣
(
や
)
つて
来
(
き
)
やしない」と云つた。改めて用事を聞いて見ると、矢張り予想の
通
(
とほ
)
り
肉薄
(
にくはく
)
の遂行に過ぎなかつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
それから——それからは
未曾有
(
みぞう
)
の激戦である。
硝煙
(
しょうえん
)
は見る見る山をなし、敵の砲弾は雨のように彼等のまわりへ爆発した。しかし
味
(
み
)
かたは勇敢にじりじり敵陣へ
肉薄
(
にくはく
)
した。
少年
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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(5作品)
見る
“肉薄”の意味
《名詞》
肉薄(にくはく)
敵の陣などに身を持って迫ること。肉迫。
競争などで、僅差まで迫ること。
鋭く問い詰めること。
(出典:Wiktionary)
肉
常用漢字
小2
部首:⾁
6画
薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
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肉
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肉桂
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