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新役
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しんやく
ふりがな文庫
“
新役
(
しんやく
)” の例文
「ふん、如何に
中原
(
ちゅうげん
)
の鹿を射当てた果報者じゃとて、
新役
(
しんやく
)
は新役、何もそうお高く留まらずとも、
古参
(
こざん
)
一同に年賀の礼ぐらい言われぬはずはござるまいッ!」
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
遠方
(
ゑんぱう
)
までわざ/\
出迎
(
でむか
)
へを
受
(
う
)
けて、
大儀
(
たいぎ
)
であつた。
何分
(
なにぶん
)
新役
(
しんやく
)
のことだから、
萬事
(
ばんじ
)
宜
(
よろ
)
しく
頼
(
たの
)
む。しかしかうして、
奉行
(
ぶぎやう
)
となつて
見
(
み
)
れば、
各々
(
おの/\
)
與力
(
よりき
)
同心
(
どうしん
)
は、
余
(
よ
)
の
子
(
こ
)
のやうに
思
(
おも
)
ふ。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
承知して居ながら
其節
(
そのせつ
)
確
(
しか
)
と申上べきの處
只今
(
たゞいま
)
迄
(
まで
)
打捨
(
うちすて
)
置
(
おき
)
し段
不埓
(
ふらち
)
の至りなり
追々
(
おひ/\
)
呼出し長庵と
對決
(
たいけつ
)
申付るなりと一
先
(
まづ
)
歸宅
(
きたく
)
させられたり偖て越前守殿此一件は
容易
(
ようい
)
ならずと内々にて
探索
(
たんさく
)
有りし所
隱
(
かく
)
るゝより
顯
(
あら
)
はるゝはなしとの
古語
(
こご
)
の如く彼の札の辻の人殺しは
全
(
まつた
)
く長庵の
仕業
(
しわざ
)
に相違なきこと世上の
取沙汰
(
とりさた
)
もあるにより大岡殿は
新役
(
しんやく
)
の
手際
(
てぎは
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
新
常用漢字
小2
部首:⽄
13画
役
常用漢字
小3
部首:⼻
7画
“新”で始まる語句
新
新造
新聞
新手
新橋
新羅
新宿
新道
新田
新嘉坡