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招待
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せうだい
ふりがな文庫
“
招待
(
せうだい
)” の例文
で、ある日の事市長を官邸に
招待
(
せうだい
)
した。蛙のやうに
泥濘
(
ぬかるみ
)
に住む事の好きな市長も、目上の人から
招待
(
せうだい
)
される有難さは知つてゐた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
現に
巴里
(
パリイ
)
に在留する日本人は百名
近
(
ぢか
)
くあつて、
其
(
その
)
内大使館で何か催す場合に
招待
(
せうだい
)
を受ける資格のある者が六十人位ある。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
『
招待
(
せうだい
)
されもしないで
坐
(
すわ
)
り
込
(
こ
)
むな
ン
て
不作法
(
ぶさはふ
)
な』と三
月兎
(
ぐわつうさぎ
)
が
口返答
(
くちへんたふ
)
しました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
カピ長 こゝに
書
(
か
)
いてあるだけの
客人
(
きゃくじん
)
を
招待
(
せうだい
)
せい。……
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
先日
(
こなひだ
)
東京の銀行集会所へ全国の
重立
(
おもだ
)
つた銀行家が集まつて、地震学で名高い大森博士を
招待
(
せうだい
)
して、講演を頼んだ事があつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
▼ もっと見る
日を期して僕等をベル・※ユウの
荘
(
しやう
)
に
招待
(
せうだい
)
し、翁の製作を観せる
序
(
ついで
)
に
猶
(
なほ
)
デツサンの展覧会に
就
(
つい
)
て細かな協議をしようと云はれ、其れから話は日本の芸術に移つた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
先年横山大観、
寺崎広業
(
てらさきくわうげふ
)
、山岡
米華
(
べいくわ
)
の諸氏が
連立
(
つれだつ
)
て支那観光に出掛ける
途
(
みち
)
すがら神戸へ立寄ると、
土地
(
ところ
)
の
富豪連
(
かねもちれん
)
が
寄
(
よ
)
つて
集
(
たか
)
つて三人を
招待
(
せうだい
)
した。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
晶子はレエニ夫人に日本の扇や
友禅
(
いうぜん
)
を捧げた。夫人も
亦
(
また
)
有名な詩人である。氏は夫人が近年病気
勝
(
がち
)
である事を話して、
他
(
た
)
日晶子を
招待
(
せうだい
)
して夫人に
引合
(
ひきあは
)
さうと云はれた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
二十五日の
夜
(
よ
)
堺卯
(
さかう
)
で芸術愛好者の一団が日本美術院の同人を
招待
(
せうだい
)
した。お客は横山大観、木村
武山
(
ぶざん
)
、小杉未醒、富田渓仙、戸張孤雁といつたやうな顔触。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
支那の伍廷芳が全権公使として米国に
駐
(
とゞま
)
つてゐた頃、ある日
市俄古
(
シカゴ
)
に
招待
(
せうだい
)
せられた事があつた。伍廷芳は尻尾のやうな
弁髪
(
べんぱつ
)
を後に
吊下
(
ぶらさ
)
げながら出掛けて往つた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
で高木氏はその臨海団を湊海岸に連れて
往
(
ゆ
)
く前に、一度自分の
邸
(
やしき
)
にその親達を
招待
(
せうだい
)
した。親達は禿頭をてか/\させたり、
胡麻白
(
ごまじろ
)
の
丸髷
(
まるまげ
)
を
傾
(
かし
)
げたりして
遣
(
や
)
つて来た。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
アメリカのルウズヴエルト氏が、
先日
(
こなひだ
)
ある人の
招待
(
せうだい
)
で大きなホテルの宴会に招かれて往つた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
いつだつたかの雨声会に、夏目漱石氏が
招待
(
せうだい
)
を受けて、
素気
(
そつけ
)
なく辞退した事があつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
で、立続けに五十幾回の宴会を開いて、市民の
重立
(
おもだ
)
つた者を
招待
(
せうだい
)
した。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
招
常用漢字
小5
部首:⼿
8画
待
常用漢字
小3
部首:⼻
9画
“招待”で始まる語句
招待状
招待会
招待券
招待日
招待切符