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悟得
ふりがな文庫
“悟得”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ごとく
75.0%
さとりえ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごとく
(逆引き)
狩野芳涯
(
かのうはうがい
)
常に
諸弟子
(
しよていし
)
に教へて
曰
(
いはく
)
、「
画
(
ぐわ
)
の神理、唯
当
(
まさ
)
に
悟得
(
ごとく
)
すべきのみ。師授によるべからず」と。一日芳涯病んで
臥
(
ふ
)
す。
偶
(
たまたま
)
白雨天を傾けて来り、
深巷
(
しんかう
)
寂
(
せき
)
として
行人
(
かうじん
)
を絶つ。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
悟得
(
ごとく
)
するものは
無碍
(
むげ
)
である。自然に任ずるこれらの作も自由の境に活きる。よき手工の前に、単なる
掟
(
おきて
)
は存在を有たない。物に応じ心に従って、凡てが流れるままに委ねられる。
民芸四十年
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
悟得(ごとく)の例文をもっと
(3作品)
見る
さとりえ
(逆引き)
何
(
なに
)
をか
試
(
こゝろ
)
むる、と
怪
(
あやし
)
んで、
身
(
み
)
を
起
(
おこ
)
し
汀
(
みぎは
)
に
立
(
た
)
つて、
枯蘆
(
かれあし
)
の
茎
(
くき
)
越
(
ごし
)
に、
濠
(
ほり
)
の
面
(
おもて
)
を
瞻
(
みつ
)
めた
雪枝
(
ゆきえ
)
は、
浮脂
(
きら
)
の
上
(
うへ
)
に、
明
(
あきら
)
かに
自他
(
じた
)
の
優劣
(
いうれつ
)
の
刻
(
きぎ
)
み
着
(
つ
)
けられたのを
悟得
(
さとりえ
)
て、
思
(
おも
)
はず……
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
悟得(さとりえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
悟
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
得
常用漢字
小5
部首:⼻
11画
“悟”で始まる語句
悟
悟入
悟道
悟空
悟浄
悟性
悟了
悟後
悟故
悟由
“悟得”のふりがなが多い著者
柳宗悦
泉鏡太郎
吉川英治
泉鏡花
芥川竜之介