“諸弟子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しよでし50.0%
しよていし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
更に又春葉は書籍に西遊記さいいうきを挙げ、風葉は「あらゆる字引類」を挙げ、紅葉はエンサイクロピデイアを挙ぐ。紅葉の好み、諸弟子しよでしに比ぶれば、すこぶる西洋かぶれの気味あり。
雑筆 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
十千万堂日録とちまんだうにちろく一月二十五日の記に、紅葉こうえふ諸弟子しよでし芝蘭簿しらんぼの記入を試むくだりあり。
雑筆 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
狩野芳涯かのうはうがい常に諸弟子しよていしに教へていはく、「ぐわの神理、唯まさ悟得ごとくすべきのみ。師授によるべからず」と。一日芳涯病んです。たまたま白雨天を傾けて来り、深巷しんかうせきとして行人かうじんを絶つ。