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恭々
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うや/\
ふりがな文庫
“
恭々
(
うや/\
)” の例文
この貴婦人たちは、ブロクルハースト氏の夫人及び令孃として、テムプル先生に
恭々
(
うや/\
)
しく迎へられ、室の上席の
名譽席
(
めいよせき
)
に
請
(
しやう
)
じられた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
彼方
(
あつち
)
此方
(
こつち
)
と
搜
(
さが
)
す中、
漸
(
やつ
)
とのことで大きな
無花果
(
いちじく
)
の
樹蔭
(
こかげ
)
に
臥
(
ね
)
こんで
居
(
ゐ
)
るのを
見
(
み
)
つけ
出
(
だ
)
し、
親父
(
おやぢ
)
は
恭々
(
うや/\
)
しく
近寄
(
ちかよ
)
つて
丁寧
(
ていねい
)
にお
辭儀
(
じぎ
)
をして
言
(
い
)
ふのには
怠惰屋の弟子入り
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
ガラツ八の八五郎は、佛樣の前に飾つた机の上に、
恭々
(
うや/\
)
しく供へた三方の上の、包み金に氣が付きました。
銭形平次捕物控:166 花見の果て
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
『
私
(
わたし
)
の
名
(
な
)
は
愛子
(
あいこ
)
です、
陛下
(
へいか
)
よ』
愛
(
あい
)
ちやんは
頗
(
すこぶ
)
る
恭々
(
うや/\
)
しく
申
(
まを
)
し
上
(
あ
)
げました、しかし
愛
(
あい
)
ちやんは
心
(
こゝろ
)
の
中
(
うち
)
では
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
杜氏は、
恭々
(
うや/\
)
しく頭を下げて、
伏目
(
ふしめ
)
勝ちに主人の話をきいた。
砂糖泥棒
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
▼ もっと見る
踏
(
ふみ
)
しめ徐々と出來る跡には
役僧
(
やくそう
)
二人付そひ常に
替
(
かはり
)
し
行粧
(
ありさま
)
なり
頓
(
やが
)
て門まで來り浪人に
向
(
むか
)
ひ
恭々
(
うや/\
)
しく是は/\山内先生には宜こそ
御入來
(
ごじゆらい
)
成たり
率
(
いざ
)
御案内と先に
進
(
すゝめ
)
ば
浪人
(
らうにん
)
は
臆
(
おく
)
する色なく
引續
(
ひきつゞ
)
いて隨ひ行ぬ扨此浪人の山内先生とは如何なる者といふに
元
(
もと
)
は
九條前關白殿下
(
くでうさきのくわんぱくでんか
)
の御家來にて
山内伊賀亮
(
やまのうちいがのすけ
)
と
稱
(
しよう
)
せし者なり近年
病身
(
びやうしん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
恭
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
々
3画
“恭々”で始まる語句
恭々敷