“恭々敷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うや/\しく50.0%
うやうやしく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恭々敷うや/\しく正面しやうめんとこかざ悠々いう/\としてひかへたり大膳左京の兩人はかゝこととはいかで知るべき盃の數もかさなりて早十分にゑひを發し今はよき時分じぶんなりいざ醉醒ゑひざめの仕事に掛らんと兩人は剛刀だんびら
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
三寶へ戴て恭々敷うや/\しく持出し四人の者へ拜見致させたり四人は此二品を拜見して驚き入り何卒なにとぞ家來けらいに御召かゝへ下され度と詞をつくして願ひける是に依て四人より金子四百兩を才覺さいかくして差出し御判物はんもの
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
女房は勝手が違ったようでかえって恐縮し、御用はと恭々敷うやうやしくすべり込めば、いや用ではない茶を煎れたからと、この人を見知って以来、三年越し例しのない調子の軽さ、目賀田さま茶菓を賜わると
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)