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醉醒
読み方 | 割合 |
よひざめ | 33.3% |
ゑひざ | 33.3% |
ゑひざめ | 33.3% |
傳へ
言ふ……
孫右衞門と
名づけた
氣の
可い
小父さんが、
獨酌の
醉醒に、
我がねたを
首あげて
見る
寒さかな、と
來山張の
屏風越しに、
魂消た
首を
出して
覘いたと
聞く。
姐さん。茶でも湯でも早くたのむぜ。
醉醒めのせゐか、喉が渇いてならねえ。
恭々敷正面の
床に
飾り
悠々として
控へたり大膳左京の兩人は
斯こととは
爭で知るべき盃の數も
重なりて早十分に
醉を發し今は
好時分なり
率や
醉醒の仕事に掛らんと兩人は
剛刀を