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醉人
読み方 | 割合 |
すゐじん | 25.0% |
よつぱらい | 25.0% |
ゑひどれ | 25.0% |
ゑひびと | 25.0% |
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好んで見んこと則ち眼の毒なる可し又花の
下は
醉人騷客所狹まで
雜沓すれば
喧嘩口論
間々ありて側杖打るゝ人もあり然るを
それで
諺に「堅い石でも
醉人に遇うと逃げる」というのです。
ロレ
灰色目の
旦が
顰縮面の
夜に
對うて
笑めば、
光明の
縞が
東方の
雲を
彩り、
剥げかゝる
暗は、
日の
神の
火の
輪の
前に、さながら
醉人のやうに
蹣跚く。
かく歌ひつつ幸でましし時に、御杖もちて、大坂
一二の道中なる大石を打ちたまひしかば、その石走り
避りき。かれ諺に
堅石も
醉人を
避るといふなり。