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急
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せか
ふりがな文庫
“
急
(
せか
)” の例文
なし幸ひ雨も
小降
(
こぶり
)
になりぬ翌日は天氣になりなんと
心
(
こゝろ
)
急
(
せか
)
るゝ十兵衞は
死出
(
しで
)
の
旅路
(
たびぢ
)
と知ぬ身の兄長庵に禮を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
貞之進はます/\気が
急
(
せか
)
れたがそれを隠そうがために、今日は居ないねと云えば、そうですか明るい内は儂と一所でしたが、それじゃア送って行ったのでしょうと
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
一
輛
(
りょう
)
の馬車を認め目科は
之
(
こ
)
れを
呼留
(
よびとゞ
)
めて
先
(
ま
)
ず余に乗らしめ
馭者
(
ぎょしゃ
)
には「出来るだけ早く
遣
(
や
)
れ、バチグノールのレクルース
街
(
まち
)
三十九番館だ」と告げ其身も続て飛乗りつ
只管
(
ひたすら
)
馬
(
うま
)
を
急
(
せか
)
し
立
(
たて
)
たり
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
宛
(
あたか
)
も若き競技者が
方人
(
かたうど
)
、
調練者
(
ならして
)
の
群
(
ぐん
)
に
急
(
せか
)
れてか
楕圓砂場
(
だゑんさぢやう
)
をさして行く時
頌歌
(旧字旧仮名)
/
ポール・クローデル
(著)
大「そんなに
急
(
せか
)
なくっても
宜
(
い
)
い」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
其方
(
そなた
)
樣へ御渡し申候間金子首尾能御請取下され
度
(
たく
)
金子さへ有ば
何國
(
いづく
)
の浦にても心の儘と存候へば一時も早く
立退度
(
たちのきたく
)
夫のみ祈り居參せ候猶委細の事は源藏殿より御
聞下
(
きゝくだ
)
さるべく候何も心
急
(
せか
)
れ候へば先は
荒々
(
あら/\
)
申上參せ候めで
度
(
たく
)
かしく
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
急
常用漢字
小3
部首:⼼
9画
“急”を含む語句
急遽
性急
急忙
急込
急須
危急
急激
大急
急足
急拵
早急
急流
急立
火急
急々
急歩
急使
急湍
急病
緩急
...