店臺みせだい)” の例文
新字:店台
卯平うへい屹度きつとガラスたて店臺みせだいから自分じぶん菓子くわしをとつてやる。それでも與吉よきち菓子くわしぢりながらそばへはらうともしなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
店臺みせだいへはあつころにはありおそふのをいとうて四つのあしさらどんぶりるゐ穿かせて始終しじうみづたゝへてくことをおこたらないのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「えゝ、なさけねえ奴等やつらだな」ぢいさんはかけかみてた。店先みせさき駄菓子だぐわしれた店臺みせだいをがた/\とうごかすものがあつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)