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寢處
ふりがな文庫
“寢處”のいろいろな読み方と例文
新字:
寝処
読み方
割合
しんじよ
66.7%
トコ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんじよ
(逆引き)
一門の
頼
(
たより
)
、天下の望みを
繋
(
つな
)
ぐ御身なれば、さすがの
横紙
(
よこがみ
)
裂
(
やぶ
)
りける
入道
(
にふだう
)
も心を痛め、此日
朝
(
あさ
)
まだき西八條より
遙々
(
はる/″\
)
の見舞に、
内府
(
ないふ
)
も暫く
寢處
(
しんじよ
)
を出でて對面あり、
半晌計
(
はんときばか
)
り
經
(
へ
)
て還り去りしが
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
櫻町
(
さくらまち
)
の
殿
(
との
)
は
最早
(
もはや
)
寢處
(
しんじよ
)
に
入
(
い
)
り
給
(
たま
)
ひし
頃
(
ころ
)
か、さらずば
燈火
(
ともしび
)
のもとに
書物
(
しよもつ
)
をや
披
(
ひら
)
き
給
(
たま
)
ふ、
然
(
さ
)
らずば
机
(
つくゑ
)
の
上
(
うへ
)
に
紙
(
かみ
)
を
展
(
の
)
べて
靜
(
しづ
)
かに
筆
(
ふで
)
をや
動
(
うご
)
かし
給
(
たま
)
ふ、
書
(
か
)
かせ
給
(
たま
)
ふは
何
(
なに
)
ならん、
何事
(
なにごと
)
かの
御打合
(
おんうちあは
)
せを
御朋友
(
おほういう
)
の
許
(
もと
)
へか
軒もる月
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
寢處(しんじよ)の例文をもっと
(2作品)
見る
トコ
(逆引き)
新室と言ひでふ、苫を編み替へ、竪薦を吊り易へ、常は生きみ靈の止る處なる
寢處
(
トコ
)
を掃ふ位で新室になるのであらう。屋内各部の精靈がやゝ勢力を持ちかけるのを防ぐ爲に、此樣に一新するのである。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
寢處(トコ)の例文をもっと
(1作品)
見る
寢
部首:⼧
14画
處
部首:⾌
11画
“寢”で始まる語句
寢
寢床
寢臺
寢衣
寢覺
寢室
寢所
寢顏
寢言
寢息
“寢處”のふりがなが多い著者
高山樗牛
樋口一葉
折口信夫