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宜
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よい
ふりがな文庫
“
宜
(
よい
)” の例文
振
(
ふり
)
否々左樣の取計は有之まじ
假令
(
たとへ
)
白状致すとも口書爪印なければ
所刑
(
しおき
)
には致さぬ
筈
(
はず
)
なり然るを白状さへなせば爪印は何でも
宜
(
よい
)
と申ては爪印を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
強
(
あなが
)
ち君に對して興味を棄てよと云ふのではないが、内々に好きからに筆を執つて樂んで居るといふのならば餘り駄作は公表せぬが
宜
(
よい
)
ではないか
貝殻追放:007 愚者の鼻息
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
不平があれば出て
仕舞
(
しまう
)
が
宜
(
よ
)
い、出なければ不平を
云
(
い
)
わぬが
宜
(
よい
)
と、毎度
止
(
とめ
)
て居たことがあるが、
是
(
こ
)
れはマア私の
生付
(
うまれつ
)
きの性質とでも云うようなものでしょう。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
お
持
(
もち
)
成
(
なさ
)
らうと云
思召
(
おぼしめ
)
し成んと云ければ重四郎は
否々
(
いや/\
)
その樣にお
嬲
(
なぶ
)
り成るゝな我等如き
浪人
(
らうにん
)
者誰が
聟
(
むこ
)
に取ませう
何樣
(
どのやう
)
な所でも先で
入
(
いれ
)
てさへ
呉
(
くれ
)
れば夫に
厭
(
いとひ
)
は御座らぬと云にお勇
然樣
(
さやう
)
成
(
なら
)
ば女は
何
(
どう
)
でも
宜
(
よい
)
と仰しやいますか夫成ば只今一
軒
(
けん
)
御座ります其家は
間口
(
まぐち
)
十三間
奧行
(
おくゆき
)
二十五間田地は十石三
斗
(
ど
)
の
御年貢
(
ごねんぐ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“宜”の意味
《名詞》
(むべ)納得がいく様子。理に適っている様子。
(出典:Wiktionary)
宜
常用漢字
中学
部首:⼧
8画
“宜”を含む語句
便宜
宜敷
時宜
適宜
便宜上
禰宜
機宜
仲宜
本宜
便宜的
土宜
宜加減
宜道
神禰宜
御便宜
宜山
宜々
宜樣
御時宜
老禰宜
...