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好意
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こうい
ふりがな文庫
“
好意
(
こうい
)” の例文
それで
犬
(
いぬ
)
に
対
(
たい
)
して、
好意
(
こうい
)
のある
考
(
かんが
)
えが
浮
(
う
)
かんでこなかったのです。「きっと、その
犬
(
いぬ
)
は、
雪
(
ゆき
)
の
下
(
した
)
になって、
死
(
し
)
んでいますでしょう。」
風と木 からすときつね
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
その事実を
記
(
しる
)
さんに、外国公使中にて
最初
(
さいしょ
)
日本人に
親
(
した
)
しかりしは米公使タオンセント・ハリスにして、ハリスは真実
好意
(
こうい
)
を以て
我国
(
わがくに
)
に対したりしも
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
鬼
(
おに
)
の
心
(
こころ
)
になり
切
(
き
)
った
私
(
わたくし
)
は、
両親
(
りょうしん
)
の
好意
(
こうい
)
に
背
(
そむ
)
き、
同時
(
どうじ
)
に
又
(
また
)
天
(
てん
)
をも
人
(
ひと
)
をも
怨
(
うら
)
みつづけて、
生甲斐
(
いきがい
)
のない
日子
(
ひにち
)
を
算
(
かぞ
)
えていましたが、それもそう
長
(
なが
)
いことではなく
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
そのうえにガロフォリがわざわざ口に出して用向きを言いつけてくれるのは、たいへんな
好意
(
こうい
)
であった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
「ウーム。秀吉は伊那丸に
好意
(
こうい
)
をよせて、
暗
(
あん
)
に、かれを
庇護
(
ひご
)
しているものとみえる。だが……」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
とかく
無理
(
むり
)
な
希望
(
きぼう
)
を
持
(
も
)
ってると、自分のすることにも
無理
(
むり
)
ができるから、無理とくるしみを求めるようになるなどと話されて、細君もひたすら
西田
(
にしだ
)
の
好意
(
こうい
)
に感じて胸が
開
(
ひら
)
いた。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
しかし、
祖父
(
そふ
)
は何ともいわないで、彼の方へやって来て
抱
(
だ
)
いてくれた。クリストフには
祖父
(
そふ
)
が
満足
(
まんぞく
)
しているのがよくわかった。彼は小さな
自尊心
(
じそんしん
)
から、そういう
好意
(
こうい
)
がうれしかった。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
これはうれしい
好意
(
こうい
)
であったが、マチアにもわたしにも、てんでん、この海を二度とわたりたくない……ともかくも、ここしばらくはわたりたくないわけがあった。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
“好意”の意味
《名詞》
好意(こうい)
ある人物を好ましく思うこと。親愛の情。軽い恋愛感情。
親切心。善意。厚情。
(出典:Wiktionary)
好
常用漢字
小4
部首:⼥
6画
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“好意”で始まる語句
好意上
好意立