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固有名
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こいうめい
ふりがな文庫
“
固有名
(
こいうめい
)” の例文
日本人
(
にほんじん
)
が
歐文
(
おうぶん
)
を
書
(
か
)
く
場合
(
ばあひ
)
、この
慣例
(
くわんれい
)
を
尊重
(
そんちよう
)
して、
小
(
せう
)
より
大
(
だい
)
に
入
(
い
)
るのは
差支
(
さしつかへ
)
ないが、その
内
(
うち
)
の
固有名
(
こいうめい
)
は
斷然
(
だんぜん
)
いぢくられてはならぬ。
誤まれる姓名の逆列
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
わが
輩
(
はい
)
の
名
(
な
)
は
伊東忠太
(
いとうちうた
)
であつて、
忠太伊東
(
ちうたいとう
)
ではない。
苗字
(
めうじ
)
と
名
(
な
)
とを
連接
(
れんせつ
)
した
伊東忠太
(
いとうちうた
)
といふ一つの
固有名
(
こいうめい
)
を二つに
切斷
(
せつだん
)
して、これを
逆列
(
ぎやくれつ
)
するといふ
無法
(
むはふ
)
なことはない
筈
(
はず
)
である。
誤まれる姓名の逆列
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
なかんづく一
國民
(
こくみん
)
の
有
(
いう
)
する
固有名
(
こいうめい
)
は
最
(
もつと
)
も
神聖
(
しんせい
)
なもので、
妄
(
みだ
)
りに
他
(
た
)
から
侵
(
おか
)
されてはならぬ。
国語尊重
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
わが
輩
(
はい
)
はかつて『
國語尊重
(
こくごそんちやう
)
』と
題
(
だい
)
して、わが
國
(
くに
)
固有
(
こいう
)
の
言語
(
げんご
)
殊
(
こと
)
に
固有名
(
こいうめい
)
の
尊重
(
そんちやう
)
せらるべきゆゑんをのべた。
今
(
いま
)
またこれに
關聯
(
くわんれん
)
して、わが
國民
(
こくみん
)
の
姓名
(
せいめい
)
の
書
(
か
)
き
方
(
かた
)
について一
言
(
げん
)
したいと
思
(
おも
)
ふ。
誤まれる姓名の逆列
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
以上
(
いじやう
)
日本
(
にほん
)
の
固有名
(
こいうめい
)
、
殊
(
こと
)
に
地名
(
ちめい
)
について、その
理由
(
りいう
)
なく
改惡
(
かいあく
)
されることの
非
(
ひ
)
なるを
述
(
の
)
べたが、ここに
更
(
さら
)
に
寒心
(
かんしん
)
すべきは、
吾人
(
ごじん
)
の
日用語
(
にちようご
)
が、
適當
(
てきたう
)
の
理由
(
りいう
)
なくして
漫然
(
まんぜん
)
歐米化
(
おうべいくわ
)
されつゝあるの
事實
(
じじつ
)
である。
国語尊重
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
“固有名(固有名詞)”の解説
固有名詞(こゆうめいし、en: proper noun)とは、同一の部類(つまり同一カテゴリ)に属する個々の事物を他と区別するために、ひとつひとつに与えられる特有の名称。同種類の事物からそれ以外に存在しない一つを区別するために、それのみに与えられた名称(名詞)のこと。名詞の一種で、普通名詞と対比されるものである。固有名とも。
(出典:Wikipedia)
固
常用漢字
小4
部首:⼞
8画
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
“固有”で始まる語句
固有
固有味
固有振動数