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唱道
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しやうだう
ふりがな文庫
“
唱道
(
しやうだう
)” の例文
而してその少年が高山の
巓
(
いたゞき
)
に沈み行く夕日の影を仰ぎ見て、山の
彼方
(
かなた
)
なるめづらしき國々にあくがるゝ段は、ことに全篇の骨子として皆な人の
唱道
(
しやうだう
)
するところ、あゝこの木曾山中
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
江戸
(
えど
)
の
町醫者
(
まちいしや
)
小田東叡
(
をだとうえい
)
(
安政
(
あんせい
)
二
年
(
ねん
)
十二
月
(
ぐわつ
)
出版
(
しゆつぱん
)
、
防火策圖解
(
ばうくわさくづかい
)
)なるものか
壁
(
かべ
)
に
筋
(
すぢ
)
かひを
入
(
い
)
れることを
唱道
(
しやうだう
)
した
位
(
くらゐ
)
のことでそれ
以前
(
いぜん
)
に
別
(
べつ
)
に
耐震的工夫
(
たいしんてきくふう
)
の
提案
(
ていあん
)
されたことは
聞
(
き
)
かぬのである。
日本建築の発達と地震
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
B
全
(
まつた
)
くさうだよ。だから
僕
(
ぼく
)
は
大
(
おほ
)
いにハガキ
文學
(
ぶんがく
)
を
唱道
(
しやうだう
)
してるんだ。
ハガキ運動
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
斯
(
か
)
くて
支那
(
しな
)
には
昔
(
むかし
)
から
化物思想
(
ばけものしさう
)
が
非常
(
ひぜう
)
に
發達
(
はつたつ
)
し
中
(
なか
)
には
極
(
きは
)
めて
雄大
(
ゆうだい
)
なものがある。
尤
(
もつと
)
も
儒教
(
じゆけう
)
の
方
(
はう
)
では
孔子
(
こうし
)
も
怪力亂神
(
くわいりきらんしん
)
を
語
(
かた
)
らず、
鬼神妖怪
(
きじんえうくわい
)
を
説
(
と
)
かないが
道教
(
だうけう
)
の
方
(
はう
)
では
盛
(
さかん
)
に
之
(
これ
)
を
唱道
(
しやうだう
)
するのである。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
“唱道”の意味
《名詞》
主張などを率先して唱えること。
(出典:Wiktionary)
唱
常用漢字
小4
部首:⼝
11画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
“唱”で始まる語句
唱
唱歌
唱名
唱門師
唱哥
唱和
唱言
唱歌者
唱事
唱出