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唱門師
ふりがな文庫
“唱門師”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
シヨモジン
57.1%
しょうもんじ
42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
シヨモジン
(逆引き)
けれども、元は
唱門師
(
シヨモジン
)
同様の祝言もする賤民の一種であつて、将軍の恩顧を得たのも、容色を表とする芸奴であつたからである。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
さうすると、勘三もやはり、一種の
唱門師
(
シヨモジン
)
で念仏踊りの組合(座)を総べてゐた事と、江戸芝居にも念仏踊りが這入つて居た事とが言へる。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
唱門師(シヨモジン)の例文をもっと
(4作品)
見る
しょうもんじ
(逆引き)
かつては非人と言われた
唱門師
(
しょうもんじ
)
支配の
下
(
もと
)
におったという履歴を有していても、それが幾分でもその子孫に
累
(
わずら
)
いをなしているでありましょうか。
融和促進
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
古来最も有名なのは祇園の
犬神人
(
つるめそ
)
で、彼らはもと沓作りを業としたというが、後にはもっぱら弓弦売として世に知られ、
宿
(
しゅく
)
とも
唱門師
(
しょうもんじ
)
とも呼ばれて、やはり
濫僧
(
ろうそう
)
の徒であった
旃陀羅考:日蓮聖人はエタの子なりという事
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
唱門師(しょうもんじ)の例文をもっと
(3作品)
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“唱門師(
声聞師
)”の解説
声聞師(しょうもじ)は、中世(12世紀 - 16世紀)期に存在した日本の芸能者である。陰陽師の文化を源流とした読経、曲舞、卜占、猿楽等の呪術的芸能、予祝芸能を行った。「声聞師」は「しょうもんじ」「しょもじ」とも読み、また同様の読みで、唱門師、唱聞師、聖問師、唱文師、誦文師とも漢字標記した。江戸時代(17世紀 - 19世紀)に盛んになった「門付」芸能の源流でもあり、大和猿楽から発展し、能楽に発展させた観阿弥・世阿弥をも生むことになる。
(出典:Wikipedia)
唱
常用漢字
小4
部首:⼝
11画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
師
常用漢字
小5
部首:⼱
10画
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