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シヨモジン
ふりがな文庫
“シヨモジン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
唱門師
80.0%
声聞身
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唱門師
(逆引き)
山人の後身なる修験者は、山人に仮装し馴れた卜部等の、低級に止つた
唱門師
(
シヨモジン
)
と同じ一つの根から出てゐた。修験者の仮装して戒を授ける山神は、鬼とおなじ物であつた。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
国々の
語部
(
カタリベ
)
の昔から、国邑の神人の淪落して、
祝言職
(
ホカヒ
)
となり、
陰陽師
(
オンミヤウジ
)
の配下となつて、
唱門師
(
シヨモジン
)
・
千秋万歳
(
センズマンザイ
)
・猿楽の類になり降つても、其筋がゝつた物語は、神の口移しの歴史で
山のことぶれ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
シヨモジン(唱門師)の例文をもっと
(4作品)
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声聞身
(逆引き)
だが、大寺の
声聞身
(
シヨモジン
)
なる奴隷が、唱門師(しよもじん)の字を宛てられる様になつたのは、陰陽家の配下になつた頃からの事である。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
熊野念仏は、寺奴
声聞身
(
シヨモジン
)
から大宗派を興す動機になつた。熊野田楽のふりと、熊野巫覡の霊感とが、
聖
(
ヒジリ
)
階級の念仏衆の信仰・行儀に結びついたのだ。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
やはり単に、寺奴なる「童子
声聞身
(
シヨモジン
)
」の類であつたらしい。念仏の唱文に、田楽の
踴躍
(
ユヤク
)
舞踊を合体させたものが、霊気退散の念仏踊りになつたらしい。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
シヨモジン(声聞身)の例文をもっと
(1作品)
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