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唱歌
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しょうか
ふりがな文庫
“
唱歌
(
しょうか
)” の例文
「じぶんのこと忘れて。久子だって人の前じゃろくに
唱歌
(
しょうか
)
もうたえなかったじゃないか。それでもちゃんと、
一人前
(
いちにんまえ
)
になったもの」
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
夕食後には、
唱歌
(
しょうか
)
、
詩吟
(
しぎん
)
も流行した。帰化人が、英語の歌、水夫が
錨
(
いかり
)
をあげるときに合唱する歌などを教え、帰化人は、詩吟を勉強した。
無人島に生きる十六人
(新字新仮名)
/
須川邦彦
(著)
しかしこれは
活
(
い
)
きた
話
(
はなし
)
とか、
交際
(
こうさい
)
とかと
云
(
い
)
うものとはまた
別
(
べつ
)
で、
余
(
あま
)
り
適切
(
てきせつ
)
な
例
(
れい
)
ではありませんが、
例
(
たと
)
えば
書物
(
しょもつ
)
はノタで、
談話
(
だんわ
)
は
唱歌
(
しょうか
)
でしょう。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
この
楽器
(
がっき
)
で
体操
(
たいそう
)
や、
唱歌
(
しょうか
)
をならった
子供
(
こども
)
らは、いつしか
大
(
おお
)
きくなって、
娘
(
むすめ
)
たちは、お
嫁
(
よめ
)
さんになり、
男
(
おとこ
)
は、りっぱに一
人
(
にん
)
まえの百
姓
(
しょう
)
となりました。
楽器の生命
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
お
気散
(
きさん
)
じにもなりますことゆえ、御ほうこうのあいまには
唱歌
(
しょうか
)
やしゃみせんのけいこをはげみ、わざをみがきまして、いよ/\御意にかないますように
出精
(
しゅっせい
)
いたしましたことでござります。
盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
▼ もっと見る
「大石先生は、まだとうぶん学校へ出られんちゅうことだから、これから、男先生が
唱歌
(
しょうか
)
もおしえる。よくおぼえるように」
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
「そんなら
僕
(
ぼく
)
が
下
(
お
)
りよう。」と、ひらひらと
飛
(
と
)
び
下
(
お
)
りて、さあ、いっしょに
歌
(
うた
)
って
遊
(
あそ
)
ぼうよと、
二人
(
ふたり
)
は
学校
(
がっこう
)
でおそわった
唱歌
(
しょうか
)
などを
声
(
こえ
)
をそろえて
歌
(
うた
)
ったのであります。
海の少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
奥さんの前で胸をはるようにして、ことのついでのように、今のさっきまで二人でけいこをした
唱歌
(
しょうか
)
を歌った。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
唱歌
(
しょうか
)
の
先生
(
せんせい
)
は、
校長
(
こうちょう
)
のいったことを、まことにほんとうであると
思
(
おも
)
っていましたが、
小
(
ちい
)
さな
生徒
(
せいと
)
らは、この
学校
(
がっこう
)
のオルガンを、けっして、
愉快
(
ゆかい
)
な
音
(
ね
)
の
出
(
で
)
るものだとは、
信
(
しん
)
じていませんでした。
楽器の生命
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
唱歌
(
しょうか
)
だ。あいこく
行進曲
(
こうしんきょく
)
をうたおう。」
日の当たる門
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“唱歌”の意味
《名詞》
唱歌(しょうか)
声に出して歌うこと、又はその歌。
(出典:Wiktionary)
唱
常用漢字
小4
部首:⼝
11画
歌
常用漢字
小2
部首:⽋
14画
“唱歌”で始まる語句
唱歌者
唱歌学校