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向
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むけ
ふりがな文庫
“
向
(
むけ
)” の例文
中川君、道理上より言えばその通りに違いないが日本人の妻君は西洋人の妻君のように一日の仕事を料理の方へ
向
(
むけ
)
られない事情がある。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
一二二
水
向
(
むけ
)
の
具
(
ぐ
)
一二三
物せし中に、木の
端
(
はし
)
を
刪
(
けづ
)
りたるに、
一二四
那須野紙
(
なすのがみ
)
のいたう
古
(
ふる
)
びて、文字も
一二五
むら
消
(
ぎえ
)
して所々見定めがたき、正しく妻の筆の跡なり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
東堀
(
ひがしぼり
)
へ
向
(
むけ
)
られける勘兵衞は
斯
(
かゝ
)
る事の
有
(
あり
)
とは知らず明日御番所へ
出
(
いで
)
未
(
いま
)
だ金は出來ぬと
云
(
いは
)
ば入牢となるに疑ひなしと思ひ彦兵衞方へ
掛合
(
かけあひ
)
十兩渡す
對談
(
たいだん
)
に致せし所
俄
(
にはか
)
に
捕方
(
とりかた
)
踏込
(
ふみこん
)
で勘兵衞を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
縁日
(
えんにち
)
向
(
むけ
)
の花を仕立てる
畠
(
はたけ
)
の尽きたところまで行くと、そこに木戸がある。その木戸の外に、茶畠、野菜畠などが続いている。畠の間の
小径
(
こみち
)
のところで正太は叔父の三吉と一緒に成った。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
どうぞお恵深く、お顔をこちらへお
向
(
むけ
)
遊ばして
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
▼ もっと見る
世人は倹約という言葉を直ぐ食物へ持って来るのは大間違です。倹約とは不生産的の入費を節して生産的の入費へ
向
(
むけ
)
る事です
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
気が移って、わたくしに背中をお
向
(
むけ
)
なさいます。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
どうぞお恵深くお顔をこちらへお
向
(
むけ
)
遊ばして
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
“向”の解説
向(しょう、こう)は、漢姓のひとつ。
同じ漢字を使う日本の姓向(むかい、むかえ、むこう)についてもこの記事で述べる。
琉球王国の向氏については、第二尚氏を参照。
(出典:Wikipedia)
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
“向”を含む語句
仰向
真向
斜向
上向
一向
手向
日向
俯向
眞向
向合
向側
差向
向山
向後
方向
背向
趣向
筋向
対向
川向
...