“對談”の読み方と例文
新字:対談
読み方割合
たいだん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東堀ひがしぼりむけられける勘兵衞はかゝる事のありとは知らず明日御番所へいでいまだ金は出來ぬといはば入牢となるに疑ひなしと思ひ彦兵衞方へ掛合かけあひ十兩渡す對談たいだんに致せし所にはか捕方とりかた踏込ふみこんで勘兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
先刻より五兵衞へ尋問中たづねちうはらの中にて種々いろ/\考へ置し故文右衞門方より五ヶ月限りに受出うけいだすべき對談たいだんゆゑ其意に任せ約定仕つり候事に御座候も是なく候へば御定法通ごぢやうはふどほり八ヶ月の期限きげんに御座候と云ければ越前守殿微笑ほゝゑまれ然らば文右衞門は餘程物好ものずきと見えるしち
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)