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吃度
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きつと
ふりがな文庫
“
吃度
(
きつと
)” の例文
ほんとにお
湯
(
ぶう
)
なら
歸
(
かへ
)
りに
吃度
(
きつと
)
よつてお
呉
(
く
)
れよ、
嘘
(
うそ
)
つ
吐
(
つ
)
きだから
何
(
なに
)
を
言
(
い
)
ふか
知
(
し
)
れやしないと
店先
(
みせさき
)
に
立
(
た
)
つて
馴染
(
なじみ
)
らしき
突
(
つツ
)
かけ
下駄
(
げた
)
の
男
(
をとこ
)
をとらへて
小言
(
こゞと
)
をいふやうな
物
(
もの
)
の
言
(
い
)
ひぶり
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
阪
(
ママ
)
本さんは
平生
(
ふだん
)
きたない風をして居つて顔付も恐ろしい様な人だつたが、此間は顔も奇麗に肥え大変立派になつて入らつしやつた、
吃度
(
きつと
)
死花が咲いたのでせう、間もなく没くなられたと云ひました
千里駒後日譚
(新字旧仮名)
/
川田瑞穂
、
楢崎竜
、
川田雪山
(著)
火事
(
かじ
)
の
處
(
ところ
)
もあり
軍
(
いくさ
)
の
處
(
ところ
)
もあり、
僕
(
ぼく
)
は
大變
(
たいへん
)
に
好
(
す
)
きなれば、
姉樣
(
ねえさま
)
も
御覽
(
ごらん
)
にならば
吃度
(
きつと
)
お
好
(
す
)
きならん、
大姉樣
(
おほねえさま
)
は
上野
(
うへの
)
のも
淺草
(
あさくさ
)
のも
方々
(
はう/″\
)
のを
幾度
(
いくど
)
も
見
(
み
)
しに、
中姉樣
(
ちうねえさま
)
を
一度
(
いちど
)
も
連
(
つ
)
れて
行
(
ゆ
)
かぬは
意地
(
いぢ
)
わるでは
無
(
な
)
きか
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
吃
漢検準1級
部首:⼝
6画
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
“吃”で始まる語句
吃驚
吃
吃逆
吃々
吃水
吃又
吃水線
吃者
吃驚仰天
吃音