“動脈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どうみゃく75.0%
どうみやく25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
胸の中から二本のくだが出て、この人工心臓につながっている。一方は赤くぬってあり、もう一つは青くぬってある。赤い方は、きれいな血がとおる動脈どうみゃく、青い方は静脈じょうみゃくだ。
三十年後の東京 (新字新仮名) / 海野十三(著)
夜のしずけさのうちに動脈どうみゃくをふくらます血液けつえきの音、ありとあらゆるものが、みな音楽おんがくである。
ジャン・クリストフ (新字新仮名) / ロマン・ロラン(著)
新秋しんしうもちいゝかぜすだれとほしてく、それが呼吸氣管こきうきくわんまれて、酸素さんそになり、動脈どうみやく調子てうしよくつ………そのあぢはへない。
ねこ (旧字旧仮名) / 北村兼子(著)