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前觸
ふりがな文庫
“前觸”のいろいろな読み方と例文
新字:
前触
読み方
割合
まへぶ
50.0%
まへぶれ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まへぶ
(逆引き)
しかし、そのとき、私共がかうして坐つてゐるとき、ロチスター氏が
前觸
(
まへぶ
)
れもなく這入つて來た。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
さあ……
此
(
これ
)
から
海
(
うみ
)
が
荒
(
あ
)
れるぞ、と
云
(
い
)
ふ
前觸
(
まへぶ
)
れに、
廂
(
ひさし
)
よりか
背
(
せ
)
の
高
(
たか
)
い、
大
(
おほき
)
な
海坊主
(
うみばうず
)
が、
海
(
うみ
)
から
出
(
で
)
て
來
(
き
)
て、
町
(
まち
)
の
中
(
なか
)
を
歩行
(
ある
)
いて
居
(
ゐ
)
てね……
人
(
ひと
)
が
覘
(
のぞ
)
くと、
蛇
(
へび
)
のやうに
腰
(
こし
)
を
曲
(
ま
)
げて、
其
(
そ
)
の
窓
(
まど
)
から
睨返
(
にらみかへ
)
して
霰ふる
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
前觸(まへぶ)の例文をもっと
(2作品)
見る
まへぶれ
(逆引き)
さうしてこの一
騷
(
さわ
)
ぎのあとから、また
久闊
(
ひさし
)
ぶりに清らかな水は廢市に注ぎ入り、樂しい祭の
前觸
(
まへぶれ
)
が、異樣な
道化
(
どうげ
)
の服裝をして、喇叭を鳴らし拍子木を打ちつゝ
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
馬に跨り
天鵞絨
(
びろうど
)
の
幟
(
のぼり
)
を建て、
喇叭
(
らつぱ
)
を吹きて、祭の
前觸
(
まへぶれ
)
する男も、ことしは我がためにかく晴々しくいでたちしかと疑はる。ことしまでは我この祭のまことの樂しさを知らざりき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
前觸(まへぶれ)の例文をもっと
(2作品)
見る
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
觸
部首:⾓
20画
“前”で始まる語句
前
前後
前途
前方
前垂
前刻
前様
前栽
前屈
前掛
“前觸”のふりがなが多い著者
シャーロット・ブロンテ
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
泉鏡太郎
北原白秋
泉鏡花