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八尺
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やさか
ふりがな文庫
“
八尺
(
やさか
)” の例文
ここにその
招
(
を
)
ぎし
四
八尺
(
やさか
)
の
勾璁
(
まがたま
)
、鏡、また
草薙
(
くさなぎ
)
の劒、また
常世
(
とこよ
)
の思金の神、
手力男
(
たぢからを
)
の神、天の
石門別
(
いはとわけ
)
の神
五
を副へ賜ひて
詔
(
の
)
りたまはくは
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
女神はまず急いで
髪
(
かみ
)
をといて、男まげにおゆいになり、両方のびんと両方の
腕
(
うで
)
とに、
八尺
(
やさか
)
の
曲玉
(
まがたま
)
というりっぱな玉の
飾
(
かざ
)
りをおつけになりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
八尺
(
やさか
)
なす桶のここだく、
新
(
にひ
)
しぼりしたたる袋、庭広に干しも
列
(
つら
)
ぬと、
咽喉太
(
のどぶと
)
の老いしかけろも、かうかうとうちふる
鶏冠
(
とさか
)
、尾長鳥垂り尾のおごり、
七妻
(
ななづま
)
の
雌
(
め
)
をし引き連れ、
七十羽
(
ななそは
)
の雛を引き具し
篁
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
そのつぎには
命
(
みこと
)
が、女神の左のびんにおかけになっている、
八尺
(
やさか
)
の
曲玉
(
まがたま
)
の
飾
(
かざ
)
りをいただいて、玉の音をからからいわせながら、
天真名井
(
あめのまない
)
という井戸で洗いすすいで
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
左右の御手にも、みな
八尺
(
やさか
)
の
勾璁
(
まがたま
)
の
五百津
(
いほつ
)
の
御統
(
みすまる
)
の珠
三
を纏き持たして、
背
(
そびら
)
には
千入
(
ちのり
)
の
靫
(
ゆき
)
四
を負ひ、
平
(
ひら
)
五
には
五百入
(
いほのり
)
の
靫
(
ゆき
)
を附け、また
臂
(
ただむき
)
には
稜威
(
いづ
)
の
高鞆
(
たかとも
)
六
を取り佩ばして、
弓腹
(
ゆばら
)
振り立てて
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
▼ もっと見る
八尺
(
やさか
)
なす桶のここだく、新しぼりしたたる袋、庭広に干しも
列
(
つら
)
ぬと、
咽喉太
(
のどぶと
)
の老いしかけろも、かうかうとうちふる
鶏冠
(
とさか
)
、尾長鳥垂り尾のおごり、
七妻
(
ななづま
)
の
雌
(
め
)
をし引き連れ、
七十羽
(
ななそは
)
の雛を引き具し
海阪
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
それから一方では、
安河
(
やすのかわ
)
の河上から
固
(
かた
)
い岩をはこんで来て、それを
鉄床
(
てつどこ
)
にして、
八咫
(
やた
)
の
鏡
(
かがみ
)
というりっぱな鏡を作らせ、
八尺
(
やさか
)
の
曲玉
(
まがたま
)
というりっぱな玉で
胸飾
(
むなかざ
)
りを作らせました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
また
八尺
(
やさか
)
の
入日子
(
いりひこ
)
の命が女、
八坂
(
やさか
)
の
入日賣
(
いりひめ
)
の命に娶ひて、生みませる御子、
若帶日子
(
わかたらしひこ
)
の命
四
、次に
五百木
(
いほき
)
の
入日子
(
いりひこ
)
の命、次に
押別
(
おしわけ
)
の命、次に
五百木
(
いほき
)
の
入
(
いり
)
日賣の命、またの
妾
(
みめ
)
の御子、
豐戸別
(
とよとわけ
)
の王
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
太茎
(
ふとぐき
)
の
八尺
(
やさか
)
の
独活
(
うど
)
のひとくくり無雑作にさげて笑ひ
来
(
く
)
爺
(
をぢ
)
さ
風隠集
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
尺
常用漢字
小6
部首:⼫
4画
“八尺”で始まる語句
八尺余
八尺瓊
八尺十尺
八尺瓊曲玉