“手力男”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たぢからを50.0%
たぢからお50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここにそのぎし八尺やさか勾璁まがたま、鏡、また草薙くさなぎの劒、また常世とこよの思金の神、手力男たぢからをの神、天の石門別いはとわけの神を副へ賜ひてりたまはくは
天の兒屋の命太祝詞ふとのりと言祷ことほぎ白して、天の手力男たぢからをの神一六、戸のわきに隱り立ちて、天の宇受賣うずめの命、天の香山の天の日影ひかげ手次たすきけて、天の眞拆まさきかづらとして一七
たまたまここに磐戸を開こうとしてあらわれて来た手力男たぢからおみことにたとえたいような人もあった。その人の徳望と威力とは天下衆人に卓絶するものとも言われた。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)