作文さくぶん)” の例文
「ああ、わすれていた。こんど学校がっこう国際親善こくさいしんぜんだいで、作文さくぶんいてすのだったね。」と、S少年エスしょうねんおもして、いいました。
太陽と星の下 (新字新仮名) / 小川未明(著)
また作文さくぶんにしても間違まちがつたところがあればしるしけてだけで、滅多めつた間違まちがひてん説明せつめいしてかさない。
女教邇言 (旧字旧仮名) / 津田梅子(著)
長吉ちょうきちあさ学校がっこうへゆきますまえ時間割じかんわりをまして、自分じぶんきな作文さくぶんや、歴史れきし時間じかんなどがあって、算術さんじゅつ時間じかんがないには、なんとなく学校がっこうへゆくのがたのしみで
残された日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
けれど、作文さくぶん歴史れきしなどはきなものですから、だれよりもいちばんよくできたのでありました。
残された日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
それから、子供こどもたちは、一人ひとり一人ひとり兵隊へいたいさんのそばへいって、自分じぶんってきたもの、たとえば作文さくぶんや、自由画じゆうがや、またお人形にんぎょうなどを真心まごころこめて、おみまいにあげたのです。
少女と老兵士 (新字新仮名) / 小川未明(著)
これは、算数さんすうのときでも、作文さくぶんのときでも、おなじでありました。
天女とお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)