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さくにん
ふりがな文庫
“
作人
(
さくにん
)” の例文
仙太 んじゃ、別に
作人
(
さくにん
)
百姓ばかりの寄合いば拵えたらええて。ううん、初めは小字だけで二人でも三人でも構わねえ。段々に拡げて行けばええて。
斬られの仙太
(新字新仮名)
/
三好十郎
(著)
飛騨国
(
ひだのくに
)
の
作人
(
さくにん
)
菊松
(
きくまつ
)
は、
其処
(
そこ
)
に
仰
(
あふ
)
ぎ
倒
(
たふ
)
れて
今
(
いま
)
も
悪
(
わる
)
い
夢
(
ゆめ
)
に
魘
(
うな
)
されて
居
(
ゐ
)
るやうな——
青年
(
せいねん
)
の
日向
(
ひなた
)
の
顔
(
かほ
)
、
額
(
ひたひ
)
に
膏汗
(
あぶらあせ
)
の
湧
(
わ
)
く
悩
(
なや
)
ましげな
状
(
さま
)
を、
然
(
さ
)
も
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
げに
瞻
(
みまも
)
つた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
伊豆
(
いづ
)
の
修禪寺
(
しゆぜんじ
)
に
頼家
(
よりいへ
)
の
面
(
おもて
)
といふあり。
作人
(
さくにん
)
も知れず。由來もしれず。木彫の
假面
(
めん
)
にて、年を經たるまゝ面目分明ならねど、
所謂
(
いはゆる
)
古色蒼然たるもの、
觀
(
み
)
來
(
きた
)
つて一種の詩趣をおぼゆ。
修禅寺物語
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「
作人
(
さくにん
)
は本所緑町の仏師
又六
(
またろく
)
、大した腕のある男じゃねえが、あの普賢菩薩だけは、後光が射すような出来だ。そのうえ木戸番のお倉てえのが滅法いい女で、小屋は割れっ返るような
入
(
いり
)
ですぜ」
銭形平次捕物控:028 歎きの菩薩
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
仙太 んじゃ、別に
作人
(
さくにん
)
百姓ばかりの寄合いば拵えたらええて。ううん、初めは小字だけで二人でも三人でも構わねえ。段々に広げて行けばええて。
天狗外伝 斬られの仙太
(新字新仮名)
/
三好十郎
(著)
▼ もっと見る
「親分、五月人形の
作人
(
さくにん
)
は直ぐわかりましたよ」
銭形平次捕物控:275 五月人形
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
根
(
ね
)
が、あれはオヤさまだちのもんだ。第一、
作人
(
さくにん
)
なんどに口を利かせはしねえ。
斬られの仙太
(新字新仮名)
/
三好十郎
(著)
根
(
ね
)
が、あれはオヤ様だちのもんだ。第一、
作人
(
さくにん
)
なんどに口い利かせはしねえ。
天狗外伝 斬られの仙太
(新字新仮名)
/
三好十郎
(著)
“作人”の解説
作人(さくにん)は、荘園において耕作を請負う農民のこと。後に耕作を行う農民一般をも指すようになった。
(出典:Wikipedia)
作
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“作”で始まる語句
作
作物
作用
作者
作品
作法
作為
作家
作男
作事