“修禪寺”の読み方と例文
新字:修禅寺
読み方割合
しゆぜんじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伊豆いづ修禪寺しゆぜんじ頼家よりいへおもてといふあり。作人さくにんも知れず。由來もしれず。木彫の假面めんにて、年を經たるまゝ面目分明ならねど、所謂いはゆる古色蒼然たるもの、きたつて一種の詩趣をおぼゆ。
修禅寺物語 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
ゴウーンとあめこもつて、修禪寺しゆぜんじくれつのかねが、かしらをつと、それ、ふツとみなえた。……むく/\と湯氣ゆげばかり。せきつりをする、番傘ばんがさきやくも、けやきくらくなつて、もうえぬ。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)