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体躯
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なり
ふりがな文庫
“
体躯
(
なり
)” の例文
旧字:
體躯
何
(
なん
)
だ大きな
体躯
(
なり
)
をして立つてる
奴
(
やつ
)
が
有
(
あ
)
るか、
坐
(
すわ
)
んなよ。弥「用が有るなら
直
(
ぢき
)
に
往
(
い
)
つて
来
(
く
)
るにやア立つてる
方
(
はう
)
が
早
(
はえ
)
えや。 ...
にゆう
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
大きな
体躯
(
なり
)
をして子供らしい奴等だ。それでお春さんは
彼様
(
あんな
)
に乃公を
好遇
(
よく
)
したんだな。可愛がられるのもいいが、
面当
(
つらあ
)
てに可愛がられるんじゃ一向ありがたくも何ともない。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
内
(
なか
)
の庭に向いた廊下のところで、白い毛の長いマルが主人を見つけて
馳
(
か
)
けて来た。おせんのいる頃から飼われた
狆
(
ちん
)
だ。
体躯
(
なり
)
は小さいが、性質の賢いもので、よく人に慣れていた。
刺繍
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
とチョコ/\と来た者は妙な男で、もと東京の
向両国
(
むこうりょうごく
)
の
軍雞屋
(
しゃもや
)
の
重吉
(
じゅうきち
)
と云う、
体躯
(
なり
)
の小さい人でございます。
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
その中で、
体躯
(
なり
)
の小な子供に
何歳
(
いくつ
)
に成るかと聞いてみた。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
▼ もっと見る
大きな
体躯
(
なり
)
をして
居
(
ゐ
)
ながら、
道具
(
だうぐ
)
は
些
(
ちつ
)
とも
覚
(
おぼ
)
えやアしねえ、親の恩を忘れちやア
済
(
す
)
まんぞ。弥
にゆう
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
馬鹿
(
ばか
)
だな、
苟且
(
かり
)
にも
主人
(
しゆじん
)
が呼んだら、
何
(
なに
)
か
御用
(
ごよう
)
でも
有
(
あ
)
りますかと手を突いて
云
(
い
)
ふもんだ、チヨツ(
舌打
(
したう
)
ち)大きな
体躯
(
なり
)
で、
汚
(
きたね
)
え手の
垢
(
あか
)
を手の
掌
(
ひら
)
でぐる/\
揉
(
も
)
んで出せば
何
(
ど
)
の
位
(
くらゐ
)
の
手柄
(
てがら
)
になる
にゆう
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
体
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
躯
漢検準1級
部首:⾝
11画
“体”で始まる語句
体
体裁
体中
体格
体操
体臭
体好
体当
体仁
体内