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伝令
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でんれい
ふりがな文庫
“
伝令
(
でんれい
)” の例文
「では、試合にさきだって、
伝令
(
でんれい
)
の者が、
各所
(
かくしょ
)
の
溜
(
たま
)
りの人々へ、
番組
(
ばんぐみ
)
を
予告
(
よこく
)
するのが
定例
(
じょうれい
)
でござるゆえ、そちらの闘士をきめて、この下へご
記名
(
きめい
)
願
(
ねが
)
いたい」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
たかは、
黒雲
(
くろくも
)
に、
伝令
(
でんれい
)
すべく、
夕闇
(
ゆうやみ
)
の
空
(
そら
)
に
翔
(
か
)
け
上
(
のぼ
)
りました。
古
(
ふる
)
いひのきは
雨
(
あめ
)
と
風
(
かぜ
)
を
呼
(
よ
)
ぶためにあらゆる
大
(
おお
)
きな
枝
(
えだ
)
、
小
(
ちい
)
さな
枝
(
えだ
)
を、
落日後
(
らくじつご
)
の
空
(
そら
)
にざわつきたてたのであります。
あらしの前の木と鳥の会話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
八番打者、投手の
星野
(
ほしの
)
が、先のほうを四分の一ほど黒くぬった
愛用
(
あいよう
)
のバットをさげて、バッターボックスへはいろうとした。だが、そのとき、
伝令
(
でんれい
)
がきて、かれはベンチへよばれた。
星野くんの二塁打
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
「おい、ポチ、お前は
伝令
(
でんれい
)
が出来るね」
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「
第
(
だい
)
百二十八
聯隊
(
れんたい
)
の
伝令
(
でんれい
)
!」
ありときのこ
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
▼ もっと見る
……とうとうたる
太鼓
(
たいこ
)
……
型
(
かた
)
のごとき
黄母衣
(
きほろ
)
、
赤母衣
(
あかほろ
)
、
白母衣
(
しろほろ
)
の
伝令
(
でんれい
)
三
騎
(
き
)
が、
番外
(
ばんがい
)
の五番
試合
(
じあい
)
を
各所
(
かくしょ
)
の
控
(
ひか
)
え
所
(
じょ
)
へふれて、
虹
(
にじ
)
のように
試合場
(
しあいじょう
)
のまわりを一
巡
(
じゅん
)
する……
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
前線
(
ぜんせん
)
へ、
伝令
(
でんれい
)
にいった
兵士
(
へいし
)
が、
帰
(
かえ
)
りの
山
(
やま
)
の
中
(
なか
)
で
道
(
みち
)
を
迷
(
まよ
)
ってしまった。
たましいは生きている
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
さきに、
伝令
(
でんれい
)
が陣ぶれをしたことばには、かならず、呂宋兵衛を手捕りにせよとの
達
(
たっ
)
しであった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“伝令”の意味
《名詞》
伝令(でんれい)
命令を伝達すること。また、それを行う人。その命令。
(出典:Wiktionary)
“伝令”の解説
伝令(でんれい)とは、軍隊において、命令を伝えること、もしくは命令を伝える任にあたる人(伝令使)のことである。国王の伝令はヘラルド(herald)と呼ばれる。また、高校野球などのスポーツ競技において、監督の指示をグラウンド上の選手に伝える選手のことも指す。
(出典:Wikipedia)
伝
常用漢字
小4
部首:⼈
6画
令
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“伝令”で始まる語句
伝令旗