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事
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わざ
ふりがな文庫
“
事
(
わざ
)” の例文
武士たるもの
二〇
漫
(
みだり
)
にあつかふべからず。かならず
貯
(
たくは
)
へ
蔵
(
をさ
)
むべきなり。
你
(
なんぢ
)
賤
(
いや
)
しき身の
分限
(
ぶげん
)
に過ぎたる
財
(
たから
)
を得たるは
二一
嗚呼
(
をこ
)
の
事
(
わざ
)
なり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
(十四) 子曰く、君子は食
飽
(
あ
)
かんことを求むるなく、
居
(
きょ
)
安からんことを求むるなく、
事
(
わざ
)
に
敏
(
と
)
くして
言
(
こと
)
を慎み、有道に
就
(
つ
)
いて正す。学を好むというべきなり。
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
人の生まるる始めのこと、死にてのちの理などを
推慮
(
おしはかり
)
にいうは、
甚
(
いと
)
も
益
(
やく
)
なき
事
(
わざ
)
なれば、ただに古伝説を守りて、人の生まるることは、
天津神
(
あまつかみ
)
の
奇
(
くすしく
)
妙
(
たえ
)
なる
産霊
(
むすび
)
の
御霊
(
みたま
)
によりて
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
さる人はかしこくとも、さる
事
(
わざ
)
は賢からじ。
金
(
こがね
)
は
六三
七
(
なな
)
のたからの
最
(
つかさ
)
なり。土に
瘞
(
うも
)
れては
霊泉
(
れいせん
)
を
湛
(
たた
)
へ、不浄を除き、
妙
(
たへ
)
なる
音
(
こゑ
)
を
蔵
(
かく
)
せり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
さりとて
三八
男だつ者もつれざるぞいと
三九
はしたなる
事
(
わざ
)
かなと思ひつつ、すこし身
退
(
しりぞ
)
きて、ここに入らせ給へ。雨もやがてぞ
休
(
や
)
みなんといふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
“事”の意味
《名詞》
事(こと)
ある一時期におこる、まとまったひとつらなりの動き。ことがら。できごと。
他の語句を体言にする。
予定、必然や軽い命令を表す。
(出典:Wiktionary)
“事”の解説
事(こと)、事(じ)。
(出典:Wikipedia)
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“事”を含む語句
事情
事実
事件
他事
好事
食事
何事
好事家
事實
事故
大事
無事
仕事
情事
事業
徒事
善事
曲事
一事
万事
...