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久世
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くぜ
ふりがな文庫
“
久世
(
くぜ
)” の例文
……見違えるように元気になったボクさんと、一分の間もボクさんから眼を離さないように、うっとりとその顔ばかり眺めている
久世
(
くぜ
)
氏。
キャラコさん:11 新しき出発
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「
久世
(
くぜ
)
侯(大和守
広之
(
ひろゆき
)
)がお相客になります」と関主税が注意した、「しかし、べっして辞儀には及びませんから、どうかそのおつもりで」
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
少しは調べたいもの、見たい所もあって、五六日は随分歩くつもりで、足慣らしもして来たのであるが、これでは
愛宕
(
あたご
)
、
乙訓
(
おとくに
)
、
久世
(
くぜ
)
、
綴喜
(
つづき
)
と遠っ走りは出来そうにない。
雨の宿
(新字新仮名)
/
岩本素白
(著)
五万八千石
久世
(
くぜ
)
大和守。——常州関宿の城主である。
喜連川
(
きつれがわ
)
の城主喜連川左馬頭——不思議のことにはこの人は無高だ。六万石小笠原佐渡守。二万石鍋島熊次郎。二万千百石松平左衛門尉。
大鵬のゆくえ
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
老中
間部
(
まなべ
)
越前守殿同
井上
(
ゐのうへ
)
河内守殿同
久世
(
くぜ
)
大和守殿同
大久保
(
おほくぼ
)
長門守殿
若年寄
(
わかどしより
)
石川近江守殿同黒田豐前守殿同
土岐
(
とき
)
丹後守殿なり右の
人々
(
ひと/″\
)
立會
(
たちあひ
)
嘉川家一件
種々
(
いろ/\
)
評議是ある所土岐丹後守殿進み出られ今度の一條主税之助儀先一
應
(
おう
)
は
宜
(
よろし
)
からぬやうに聞ゆれども又
逐電
(
ちくでん
)
せし用人共も
合點
(
がてん
)
行
(
ゆか
)
ざる儀なり
金子
(
きんす
)
盜取
(
ぬすみとり
)
候罪を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
槇子
(
まきこ
)
と
麻耶子
(
まやこ
)
。
梓
(
あずさ
)
さんをはじめ五人のやんちゃなお嬢さんたち。秋作氏。
久世
(
くぜ
)
氏。
保羅
(
ぽうる
)
さんに
礼奴
(
れいぬ
)
さん。四人の科学者たち。それから、まだ続々。
キャラコさん:11 新しき出発
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
久世
(
くぜ
)
(大和守)侯から召されまして、
蜂谷
(
はちや
)
六左衛門と長沼善兵衛がまいりましたところ、これまでの取次衆は。
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
老中がたは酒井(
雅楽
(
うた
)
)侯、稲葉(
美濃
(
みの
)
)侯、阿部(
豊後
(
ぶんご
)
)侯。またお
側衆
(
そばしゅう
)
、
久世
(
くぜ
)
(
大和
(
やまと
)
)侯であった。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
音楽などで、じぶんの頭をうっとりさせる必要のない
久世
(
くぜ
)
氏が、お友達に誘われて偶然利江子さんの
独奏会
(
レシタル
)
へゆき、いっぺんで利江子さんを好きになってしまったのです。
キャラコさん:08 月光曲
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
幕府閣僚の一部(はっきりわからないが、その主動的な人物は、若年寄の
久世
(
くぜ
)
大和守という人らしい)
山彦乙女
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
沼間
(
ぬま
)
夫人と森川夫人と
従妹
(
いとこ
)
の
麻耶子
(
まやこ
)
は、今夜の接待係りなので
壁煖炉
(
シュミネ
)
のところにいるボクさんや
久世
(
くぜ
)
氏、ご母堂と話をしている苗木売りのお爺さん、
丹沢山
(
たんざわやま
)
の、あの四人の科学者たちに
キャラコさん:11 新しき出発
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「
久世
(
くぜ
)
(大和守広之)侯だ」と周防は甲斐の眼を見つめながら云った、「小石川の普請小屋へ、久世侯から密使が来て私が呼ばれ、侯自身からしかじかと聞かされたのだ」
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「周防どのにあらましのことを聞きました」と主膳は云った、「
久世
(
くぜ
)
侯の話しも聞きました、周防どのは、これで伊達家も壊滅かと、覚悟をきめたと申しておられました」
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
久世
(
くぜ
)
大和守が甲斐を見た。兵部は雅楽頭を見た。雅楽頭は「なに」と云った。
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「五日まえのことです」と周防が云った、「
久世
(
くぜ
)
侯、御存じでしょうか、将軍家
側衆
(
そばしゅう
)
のひとりで、
大和守広之
(
やまとのかみひろゆき
)
と申され、綱宗さま御家督のときから、いろいろ便宜をはからって下さるのですが」
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
久
常用漢字
小5
部首:⼃
3画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
“久世”で始まる語句
久世大和守
久世但馬
久世山
久世広周
久世郡
久世出雲
久世大和
久世庸夫
久世太郎右衛門殿物語