一箇いつこ)” の例文
外國がいこく大地震だいぢしんではもどしといはずして、第二だいに地震ぢしんとなへた場合ばあひがある。つまり初期微動部しよきびどうぶ主要部しゆようぶ合併がつぺいして一箇いつこ地震ぢしんないで、これを一々いち/\べつなものと見做みなしたのである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
ヴェスヴィオは西暦せいれき七十九年しちじゆうくねん大噴火前だいふんかぜんまでは、このソムマの外側そとがはのばしたほどの一箇いつこ偉大いだい圓錐状えんすいじよう火山かざんであつたのが、あのをりの大噴火だいふんかのために東南側とうなんがは大半たいはんばし
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
その歐洲おうしゆうにはイタリーに四箇しこ、ギリシヤに一箇いつこ有名ゆうめい活火山かつかざんがあり、そのほかにはイスランドに數箇すうこあるきりで、北米ほくべい東部とうぶあるひ歐洲おうしゆう北部ほくぶにゐるひとには、火山現象かざんげんしよう目撃もくげきすることが容易よういでない。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
地球ちきゆう一箇いつこおほきな磁石じしやくであることなどをまなばれたであらう。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)