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やろう
ふりがな文庫
“やろう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
野郎
78.8%
冶郎
6.1%
野良帽子
3.0%
夜漏
3.0%
天鵞絨
3.0%
自動車
3.0%
野老
3.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
野郎
(逆引き)
そりや
私
(
わたし
)
は、ひどい
目
(
め
)
にあつているんですから——あのおやじくらい、ごうつくばりでケチンボで、
人情
(
にんじょう
)
なしの
野郎
(
やろう
)
はないですよ。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
やろう(野郎)の例文をもっと
(26作品)
見る
冶郎
(逆引き)
しかも
賤妓
(
せんぎ
)
冶郎
(
やろう
)
が手を
拍
(
う
)
つて
一唱三歎
(
いっしょうさんたん
)
する者はこの都々逸なり。いやしくも詩を作る者は
雲井竜雄
(
くもいたつお
)
、
西郷隆盛
(
さいごうたかもり
)
らの詩を以て、浅薄露骨以て詩と称するに足らずとなす。
人々に答ふ
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
やろう(冶郎)の例文をもっと
(2作品)
見る
野良帽子
(逆引き)
傍
(
そば
)
に坐っていた二十を出たばかりの、
野良帽子
(
やろう
)
を着た美しい若衆方を促し立てながら、おどけた
連舞
(
つれまい
)
を舞い始めた。
藤十郎の恋
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
白小袖
(
しろこそで
)
の上に、紫縮緬の二つ重ねを着、
虎膚天鵞絨
(
とらふびろうど
)
の羽織に、紫の
野良帽子
(
やろう
)
をいただいた
風情
(
ふぜい
)
は、さながら女の如く
艶
(
なま
)
めかしい、この二人を囲んで、一座の道化方、くゎしゃ方、若衆方などの人々が
藤十郎の恋
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
やろう(野良帽子)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
夜漏
(逆引き)
「夜深うして
方
(
まさ
)
に独り
臥
(
ふ
)
したり、
誰
(
た
)
が
為
(
た
)
めにか
塵
(
ちり
)
の
牀
(
とこ
)
を払はん」「形
羸
(
つか
)
れて
朝餐
(
てうさん
)
の減ずるを覚ゆ、睡り少うして
偏
(
ひと
)
へに
夜漏
(
やろう
)
の長きを知る」
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
やろう(夜漏)の例文をもっと
(1作品)
見る
天鵞絨
(逆引き)
白小袖の上に紫縮緬の二つ重ねを着、
天鵞絨
(
やろう
)
羽織に紫の野良帽子をいただいた風情は、さながら女のごとく
艶
(
なまめ
)
かしい。
藤十郎の恋
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
やろう(天鵞絨)の例文をもっと
(1作品)
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自動車
(逆引き)
「……いま行った……気狂い
自動車
(
やろう
)
ですよ……」
白妖
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
やろう(自動車)の例文をもっと
(1作品)
見る
野老
(逆引き)
野老
(
やろう
)
声を
呑
(
の
)
んで
哭
(
こく
)
して
未
(
いま
)
だ
休
(
や
)
まず。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
やろう(野老)の例文をもっと
(1作品)
見る
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