“もとで”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:モトデ
語句割合
資本79.2%
元手6.9%
資金5.6%
本資1.4%
本手1.4%
1.4%
資手1.4%
資本金1.4%
元資0.7%
本賃0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幸い資本を見てやろうとおっしゃってくださる方もありますから、しかるべき、と申したところで身分相当のところから婿を迎えて
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
元手かまはずの鈴も相當賣れますから、何だつたら、此儘足を洗つて、鈴賣りになるのも惡くない——といつたやうな暢氣な氣持になつて居りました。
その東兵衛さまとやらがお出しになった資金は、申せば東兵衛さまが御自身でおりになったものでございます。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
百両の利を得るには千両の本資なくては叶わず。ただし七百の本資にて七百を得るは易く千両の本資にて百両を得るは難しという。これを武家の禄に比するに、百両は三百石に準ず。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
床几に上り「前髪を一本々々抜いてぬたにしてくつてしまふぞ、あ、曲つちまやがつた」と降りて「ざまあ見やがれ、なんのかんのと言ふものゝ、本手いらずの廿両、いゝ商売だなあ、これからお袋を ...
そして休日毎に遥々と故郷の父母を見舞ふと、二人は仲違ひの状態で、阿母は米塩のだけには事欠ぬと云つてゐたが阿父は西瓜畑の一隅の、漂流者の住みさうな小屋にもぐつて
熱海線私語 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
首と衣を手に入れた山賊は、暫くその二品資手に、木曾街道の旅人をしていたが、間もなく諏訪の近くへって首の由来を聞いた。山賊は青くなった。
轆轤首 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「冗談じゃねえ。この土地だって資本金が掛かってんですぜ。」
熊の出る開墾地 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
ろくな元資も持たず七年前に富山から移住してきた男だったが、水田にかけては経験もあるし、人間もばかではないようだったから
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
それは余裕のある手合いがいうことだ。照り降りなしに一生涯家族まで養おうというにはこれが一番元資のかからない近道なんだ。俺にはそれ以上を考える余裕はないよ。
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
夫は我家に入りて菜籠かたよせに薪さしくべ、財布の紐とき翌日の本賃をかぞえけ、また店賃をば竹筒へ納めなどする頃、妻眼を覚し精米の代とはいう。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)