“元資”の読み方と例文
読み方割合
もとで100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろくな元資もとでも持たず七年前に富山から移住してきた男だったが、水田にかけては経験もあるし、人間もばかではないようだったから
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
それは余裕のある手合いがいうことだ。照り降りなしに一生涯家族まで養おうというにはこれが一番元資もとでのかからない近道なんだ。俺にはそれ以上を考える余裕はないよ。
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)