“みはか”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ミハカ
語句割合
見計67.5%
御陵7.5%
御墓7.5%
見測7.5%
墳墓2.5%
御佩2.5%
御墳2.5%
2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……妾の主人の呉青秀はこの頃毎日へやに閉じ籠って、大作を描いておりますと云い触らして、食料も毎日二人前ずつ見計みはからって買い入れるし
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
塔の尾の御陵みはかの山の夕花の 色立つ見ればあまりしづけき 折口春洋はるみ
花幾年 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
人にそひてしきみささぐるこもりづま母なる君を御墓みはかに泣きぬ
みだれ髪 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
「すると、三圍みめぐり前にお船のとまつて居る事を知つた者が楊弓を用意して、丁度月の出前の暗い時刻を見測みはからつて射たと見るのが順當で御座います」
くい八千度やちたびその甲斐もなけれど、勿躰もつたいなや父祖累代墳墓みはかの地を捨てゝ、養育の恩ふかき伯母君にもそむき、我が名の珠に恥かしき今日けふ、親はきずなかれとこそ名づけ給ひけめ
雪の日 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
是に於て伊弉諾尊は御佩みはかせる十拳剣を抜いて迦具土ノ神の頸を斬り給うた。
二、三の山名について (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
あゝとばかり我れ知らず身を振はして立上たちあがり、よろめく體を踏みしむる右手の支柱、曉の露まだ冷やかなる内府の御墳みはか、哀れ榮華十年の遺物かたみなりけり。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
かれその水門みなとに名づけての水門といふ。みはかは紀の國の竈山かまやまにあり。