トップ
>
なのり
ふりがな文庫
“なのり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
名乗
48.1%
名告
37.0%
名乘
3.7%
名宣
3.7%
宣言
3.7%
諱
3.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
名乗
(逆引き)
竹の里人と
名乗
(
なのり
)
を揚げ正式に歌壇の城門に馬を進めたのは三十二年の春であります、三十五年にはもう故人となったのですから
子規と和歌
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
なのり(名乗)の例文をもっと
(13作品)
見る
名告
(逆引き)
前に廻って、
名告
(
なのり
)
掛けて、生命の
与奪
(
やりとり
)
をすると云うに、
敵
(
かたき
)
の得ものを用意しない奴があるものか、はははは、馬鹿だな。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なのり(名告)の例文をもっと
(10作品)
見る
名乘
(逆引き)
見られ其方儀
去
(
さる
)
十二月二十七日の夜當方の
下役
(
したやく
)
と
名乘
(
なのり
)
し者に召捕れ候趣き其節の
手續
(
てつゞき
)
明白に申立よと尋ねられければ文藏は
涙
(
なみだ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
欺
(
あざむ
)
き私しに
宿
(
やど
)
へ下り候は
不埓
(
ふらち
)
なり
然
(
しか
)
りと雖も
御公儀
(
おかみ
)
を
僞
(
いつは
)
らざる
故
(
ゆゑ
)
過料金
(
くわれうきん
)
三兩
次
(
つぎ
)
に盜賊伊兵衞
儀
(
ぎ
)
重罪
(
ぢうざい
)
なれども
神妙
(
しんめう
)
に
名乘
(
なのり
)
出其上喜八を
助
(
たす
)
け候
段
(
だん
)
奇特
(
きどく
)
に付
御慈悲
(
おんじひ
)
を以て多くの
罪
(
つみ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
なのり(名乘)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
名宣
(逆引き)
おんみずから業火の
裡
(
うち
)
へ、平家
膺懲
(
ようちょう
)
のお
名宣
(
なのり
)
をあげて、院の政庁を武人の
甲冑
(
かっちゅう
)
で
埋
(
うず
)
めるような事態にでもなったならば、それこそ怖ろしいことである。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
なのり(名宣)の例文をもっと
(1作品)
見る
宣言
(逆引き)
どうしたのかとたずねると、道長は四角に坐って、内密に申しあげたいことがあるという。奥の間へ行くと、道長は昂然たる態で
宣言
(
なのり
)
をあげた。
うすゆき抄
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
なのり(宣言)の例文をもっと
(1作品)
見る
諱
(逆引き)
諱
(
なのり
)
だけでも
一寸
(
ちょっと
)
これ位ちがっているが——三池伝太
光世
(
みつよ
)
の一刀をもって「バタバタ」と旗本の附人共三十六人を斬って落すが、記録で行くとこの附人なる者がただの二人になってしまう。
鍵屋の辻
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
なのり(諱)の例文をもっと
(1作品)
見る
“なのり”の意味
《名詞》
なのり 【名乗(り)、名告(り)】
自分の名や身分を相手に告げること。名乗ること。
名前に使われた漢字の特殊な読み。人名訓。
武家などが幼名にかえて使いはじめる名。実名。
職業上など特別な用途のためにつけた、本名以外の名や号。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
なの
なのら
ナノ
なのつ
なのっ
なのる
おほ
ことば
せんげん
せんこく