“しりんしや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
齒輪車50.0%
四輪車50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だいちうせう、三十七しゆ齒輪車しりんしやたがひ噛合かみあひ、吸鍔桿ピストン曲肱クンク方位盤ダイレクターたる諸種しよしゆ器械きかい複雜ふくざつきはめ、あだか聯成式れんせいしき蒸氣機關じようききくわんるやうである。
堅牢けんらうなるてつおりをもつて圍繞かこまれ、下床ゆか彈力性だんりよくせいいうするクロー鋼板かうばんで、上部じやうぶ半面はんめん鐵板てつぱんおほはれ、半面はんめん鐵檻てつおりをもつてつくられ、鐵車てつしや都合つごう十二の車輪くるまそなへ、其内そのうち齒輪車しりんしや
その動力どうりよく第一だいいち大齒輪だいしりんおよび、第二だいに齒輪車しりんしやうつり、同時どうじ吸鍔桿ピストン上下じやうかし、曲肱クンク活動くわつどうにもとまらず、かくてその動力どうりよくだい三十七番目ばんめ齒輪車しりんしやおよころには、その廻轉くわいてん速度そくどと、實力じつりよくとは
四輪車しりんしやきしるはためき
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)