トップ
>
ござさふらふ
ふりがな文庫
“ござさふらふ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
御座候
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御座候
(逆引き)
愚なる者の癖に人がましき事申上候やうにて、誠に
御恥
(
おんはづかし
)
う
存候
(
ぞんじさふら
)
へども、何とも何とも
心得難
(
こころえがた
)
く
存上候
(
ぞんじあげさふらふ
)
は、
御前様
(
おんまへさま
)
唯今
(
ただいま
)
の御身分に
御座候
(
ござさふらふ
)
。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
其文
(
そのふみ
)
開
(
びら
)
けば
唯
(
たゞ
)
一ト
言
(
こと
)
、
美尾
(
みを
)
は
死
(
し
)
にたる
物
(
もの
)
に
御座候
(
ござさふらふ
)
、
行衞
(
ゆくゑ
)
をお
求
(
もと
)
め
下
(
くだ
)
さるまじく、
此金
(
これ
)
は
町
(
まち
)
に
乳
(
ちゝ
)
の
粉
(
こ
)
をとの
願
(
ねが
)
ひに
御座候
(
ござさふらふ
)
。
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ヒガネと
讀
(
よ
)
む、
西風
(
にしかぜ
)
の
寒
(
さむ
)
きが
當
(
たう
)
熱海
(
あたみ
)
の
名物
(
めいぶつ
)
なりとか。
三島街道
(
みしまかいだう
)
に
十國峠
(
じつこくたうげ
)
あり、
今日
(
こんにち
)
は
風
(
かぜ
)
凪
(
な
)
ぎ
氣候
(
きこう
)
温暖
(
をんだん
)
。
日
(
ひ
)
に
三度
(
さんど
)
雲
(
くも
)
の
如
(
ごと
)
き
湯氣
(
ゆげ
)
を
卷
(
ま
)
いて
湧
(
わ
)
き
出
(
い
)
づる
湯
(
ゆ
)
は
實
(
じつ
)
に
壯觀
(
さうくわん
)
に
御座候
(
ござさふらふ
)
。
後便
(
こうびん
)
萬縷
(
ばんる
)
敬具
(
けいぐ
)
熱海の春
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ござさふらふ(御座候)の例文をもっと
(3作品)
見る
検索の候補
ござさふら
ござそうろう
ござそろ