“このば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
此場66.7%
此塲16.7%
当場16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっとも、新品はないから、商品じゃないということは分ります。ではよろしゅうございます。品名だけはノートして置きますが、まず此場このばは税金を
一日いちにち此塲このば立去たちさことかなはねば、そこでわたくしと、日出雄少年ひでをせうねんと、武村兵曹たけむらへいそうと、二名にめい水兵すいへいとが、鐵車てつしや乘組のりくことになつた。
此塲このば光景くわうけいのあまりに天然てんねん奇體きたいなので、わたくし暫時しばし此處こゝ人間にんげんきやうか、それとも、世界せかいぐわいある塲所ばしよではあるまいかとうたがつたほどで、さらこゝろ落付おちつけてると、すべての構造こうざうまつた小造船所せうざうせんじよのやうで
同じ様な事あり畢竟ひっきょう何故なにゆえとも分明わからねど世間に知れれば当楼このうち暖簾のれんきずつくべし、この事は当場このばぎり他言は御無用に願うと、依嘱たのま畏々おそるおそるあかしたる事ありと、僕に話したが昔時むかし武辺者ぶへんしゃ
枯尾花 (新字新仮名) / 関根黙庵(著)